長野県松本市にて設計製作するHeadway。長い歴史の中で数々の名作を手掛けてきた信州の名工マスタービルダーの百瀬恭夫が技術顧問を務めるアコースティックギターブランドです。
HD-531 SF,S-ESU/ATB
HeadwayのドレッドタイプHDの中で、オリジナルのルックスを落とし込んだモダンなモデルHD-531シリーズが入荷しました。
このモデルはシトカスプルースをトップ材に採用し、インディアンローズウッドを組み合わせる超定番スペックに、マスタービルダー百瀬氏が1934年のヴィンテージから研究し発展させたブレースパターンを採用します。ボリューム感のある鳴りと低域を新品時から綺麗に鳴らす為の設計となっており、名工らしいトップ板の安全性も考慮した設計が行われています。
ネックにはアフリカンマホガニーを使用しており、マホガニーでも強度的要素とサウンド構築で使い分けをしているのも本モデルの特徴です。モデル名にもある通りエクストラスリムUネックを採用しています。Headwayで製作するグリップのパターンで丸みを帯びつつ薄く仕上げる仕様となっています。Vネックほど癖のない万人受けするような形を基に握りやすい薄さと強度を両立した職人技が見られます。
Headwayの製作するギター殆どに言えますが、精度の高い加工技術と素材の密度、新品時から余裕のある重厚感、ダイナミックな鳴りが特徴的。本器の鳴りもまた素晴らしく、くっきりとした輪郭は残しつつも元気な鳴りをお楽しみいただけます。
Top : Sitka Spruce
Bracing : 34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
Back : Indian Rosewood
Side : Indian Rosewood
Neck : African Mahogany 1P
Fingerboard : Ebony
Bridge : Ebony
Nut : High Density Bone
Saddle : High Density Bone
Scale Length : 645mm
Width at Nut : 43mm
Machinehead : GOTOH SXN510V 06M
Weight : 2.130kg
Case : Original Hard Case