ネックデイト1984年
フェンダージャパン黎明期の証、『JVシリアル』のストラトキャスターが入荷いたしました！
本器は1985年のカタログを皮切りに1989年まで掲載された『ST72-65』。
当時のフェンダージャパンには“COLLECTORES SERIES”と銘打たれたシリーズがあり、『EXTRAD』『LIMITED EDITION』のほかに著名ミュージシャンを意識した『PLAYERS』が存在しており、本器もその中の1つ。
ホワイトカラーにブラックのパーツ類、スキャロップ指板、誰を意識したかは一瞬で分かりますね。
しかしながら1985年の時点ではまだスキャロップの記載が無く、ボディ材もセンorバスウッド表記。
1986年からはメイプル指板のST72-75が登場し、ローズ指板の本モデルともどもスキャロップ仕様、ボディもアルダーorバスウッドとなりました。(この仕様が登場したのはイングウェイ氏の要望によるものとも言われています)
（本器はバスウッドボディに見受けられます。）
先に出来上がったネックを、仕様変更に合わせてスキャロップしたのでしょうか？
いずれにせよ過渡期の中で生まれたごちゃまぜの仕様は、ジャパン・ヴィンテージらしさを強く感じさせてくれます。
全体的に目立つ傷や打痕 、金属パーツにくすみ/サビ 、塗装の白濁 が見受けられます。
トラスロッドの効きは良好で、順反り修正方向、逆反り修正方向共に十分に調整する余裕がある状態です。
ネックの反りはロッドで調整済みです。 やや古めの楽器であるため、 全体的にわずかな歪みやガタつきは生じておりますが、 演奏には特に問題のない状態です。
フレットは1～3弦のローポジションを中心に押弦による減りが目立ちますが、演奏には特に支障のない状態です。
【交換箇所】PU切替SW 裏パネル
【欠品】アーム
【重量】約3.4kg
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※付属品は記載または画像に無い場合、お付けすることが出来ません。
