48回までショッピングクレジットによる分割手数料が0%キャンペーン実施中！※一部対象外もございます
東京都池尻大橋に居を構える、楽器工房"Yellow Gem"はご存じでしょうか。
最近は、リペア工房が楽器製作で名を上げる戦国時代さながらな群雄割拠の時代となりましたが、その中でも一線級に至る程に高い技術やノウハウを持つ工房がYellow Gemでございます。
Yellow Gemでリペアや楽器製作を一人でこなしている共田氏は、元々楽器クラフトの某専門学校で講師を務めておりました。
正確無比な加工技術を持つ上に、非常に厳しくも熱心な講師という事もあり、共田先生の影響を強く受けた生徒さんも多いと耳にしております。
特に得意な楽器製作はハイエンドベース系でございますが、ギターの製作やウッドパーツ製作のノウハウ等といったパーツ類に関しても精通しておりました。
特にパーツ製作に関しては、様々なアプローチでウッドパーツを製作が出来るとの事で、当時は勿論のこと講師を辞した今でも相談等が舞い込んでおります。
過去の共田氏のお話はさておき、今を輝くYellow Gem Guitarsの特徴としましては、共田氏が手掛ける楽器の全てがハンドメイドに拘っており、高精度且つ現場の人間が満場一致で納得するサウンドや演奏性を誇るワンオフ品という特徴がございます。
リペア業務が多数殺到する個人工房という事もあり、月産・年間製作本数は数える程ではあるものの、それゆえに一本一本の楽器に共田氏が持つ全ての技術を注ぎ込み、どこにでもある一本ではなく"オーナーの為のオンリーワンな一本"を作り続けているのです。
次に当個体のご説明に移らせて頂きます。
当個体は、プロト機として製作された個体である為、プロト特価として非常にお買い得な金額でご提供頂きました。
このプロト機以降は、同じ仕様で製作をすると約￥495,000(税込)になる見込みであるとの事でございます。
※木材が時価となる為、上記金額より増減する可能性がございます。
当個体の特徴といえば、富山県産の黒松がボディーに採用されている点と、ハードテイルブリッジ仕様である点でございます。
まず当個体の木材に関してご説明致します。
普通、エレキギターのボディーには一部例外はありますが基本的に広葉樹の木材を使用します。
アッシュやアルダー、マホガニー等がまさに良い例ではないでしょうか。
一方、針葉樹でギターに使用される樹種となると、アコースティックギターのトップ材として良く使用されるスプルースやシダー(杉)でございます。
トップ材に採用される事から分かる通り、針葉樹は非常に振動に優れた木材なのですが、材質的にスカスカな材質をしているので、ボディー材として使用してしまうとサウンドに締まりが生まれないというデメリットがございます。
この個体に使用されている松も針葉樹なので、本来はスカスカな材質になる筈なのですが、Yellow Gemの共田氏は富山県産の良質で重厚な黒松ならばボディー材としても耐え得ると判断し、木材を仕入れておりました。
サウンド的には、共田氏が狙った通り非常に迫力のあるサウンドに仕上がっております。
一音一音に安定感がある一方、非常にふくよかな生鳴りを併せ持っているので、演奏していて物足りないと感じる事はまずない上に、非常に弾き心地の良い振動と倍音感を味わう事が出来ます。
以外とトレブルの帯域もしっかりと出力されており、クランチ等でエッジーなサウンドメイクもお手の物です。
当個体に限ってかもしれませんが、個人的な感覚としてはアッシュを柔らかくした感じのサウンドに近い印象です。
ちなみにではありますが、ネック材には希少なホンジュラスマホガニーを贅沢に使用しております。
通常のアフリカンマホガニーと比べてホンマホはサウンド的に非常に澄んだものになりますので、音が籠る感じは殆どありません。
クリアで明瞭なトーンを味わう事が出来る最高のトーンウッドでございます。
黒松の木目を最大限活かす塗装として、日本の伝統的な技法である"焼き浮造り"で仕上げられております。
その字の通り、黒松を焼いた上で、起伏の激しい木肌を浮かし上げる様な仕上げにて塗装されております。
ボディーサイドの下部に亀裂が入っている様に見えますが、この亀裂は焼きを行うが故に必ず発生してしまうので、不具合ではございません。
この激しい凹凸を活かすかのように、ダーティーなメタリックブルーで仕上げられております。
ネックのシェイプも、コンパクトに手に収まる様な程よいサイズ感ながらも、手に吸い付く様な厚みに仕上がっているので、非常に弾き易いネックとなっております。
ストラトを買うならば、とりあえずこれ!とオススメ出来る個体でございますので、是非一度お試し下さいませ。
以下メーカーHPの引用となります。
プロトタイプの為、通常よりお安く販売致します。
こちらは展示品の為、小傷や塗装の痩せなど御座いますがご容赦ください。
木目の凹凸を出した立体感とメタリックカラーのソリッド感を融合した、他に無い仕上げのギターです。
・エレキギターにはあまり使われない針葉樹をボディに採用し、日本の伝統技法である『焼き浮造り』で木目を際立たせました。
・針葉樹のボディはスカスカした締まりの無いサウンドになりがちですが、しっかり重量の有る富山県産の黒松を使用する事で芯の有るオープンなサウンドに仕上がっています。
・ピックアップはSeymour DuncanのAPS-1(N)/SSL-5(M)/SSL-(B)が搭載されております。
ビンテージ系のサウンドでありながらも、各PUポジションがそれぞれ異なるタイプの音色となる様にPUがセレクトされているので、PUポジションの使い分けが非常に楽しい個体に仕上がっております。
