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4/28に当店ことクロサワ楽器福岡ミーナ天神店はオープン致しました。
当店オープンが決定した段階で、去年当社65周年記念モデルとして私の方で企画・当社全店で販売した特別仕様のDS496を追加でオーダー致しました。
通常、スタンダードラインのDS496といえば、アフリカンマホガニーボディーにFlame or Exotic Maple仕様で製作されます。
しかし今回の当社限定StandardラインのDS496では、AshボディーにExotic Maple・Flame Maple・Poplar Burlの3種類のトップ材を使用したモデルをご用意させて頂きました。
そもそも何故当社オーダーDS496にAshボディーを採用したのかという点ですが、元々私がカスタムラインでAsh BodyのDS496サウンドを好んでいた事に起因します。
マホガニーボディーのDS496も非常に魅力的なのですが、DS496というモデル自体の特徴であるテンション感の緩さにより少し音が丸くまとまりがちな印象を抱いておりました。
個体差の範囲で非常に音抜けの良い・輪郭がはっきりとした個体も多数ございましたが、確率論だけで語る場合はその限りではありません。
そこで、これまでのカスタムオーダー品の経験則上Ashボディーであれば音の輪郭がより明確になり、DS496の中でもエッジ感と低音の支え(音圧に影響)が高確率で担保される事が魅力的であった為、当内容でオーダーを致しました。
また、ボディートップ材にも拘りを持って当モデルを製作しております。
通常フレイムメイプルばかりで、時々エキゾチックメイプルを使用するスタンダードラインですが、40万円越という高額なギターであれば、ルックスにも拘りたいというのが私のギター好きとしての願いでした。
それ故にSugi側へ交渉を重ね、上記各種トップ材をスタンダードラインへ採用する事に同意頂きました。
そしてもう一点、ある意味木材関連以上に重要視していた拘りポイントがございます。
それが、独立式コイルタップ機能です。
通常のDS496は、2Hに5Way SWにより、各PUのハムバッカーサウンドやパラレルなどを切り替える仕様でしたが、サウンドメイクをする上で分かりづらい・細やかなサウンドメイクに今一つ届かないとの声を多くのお客様より頂戴していたので、今回特別に各PU独立してコイルタップをする事が出来る様にカスタムして頂きました。
Volノブを上げるとフロントPUがコイルタップ、Toneノブを上げるとリアPUがコイルタップされる様になっており、合計8種類のサウンドを創り出す事が可能です。
各ピックアップを独立させてコイルタップ出来るというメリットは現場でも重宝致します。
ハイゲインなサウンドの中に、音の芯を色濃く求める時にピックアップポジションをハーフトーンにした上で片方のピックアップをコイルタップしてあげるとサウンドの印象はガラッと変化します。
また、フロントとリアのどちらをコイルタップするかでサウンドは大きく変わってしまうので、同じ系統のサウンドでも多様な組み合わせを楽しむ事が出来ます。
【当個体に関して】
こちらの個体は、先述の通り通常のDS496 STDではありえないAshボディー仕様が採用された個体でございます。
AshボディーのDSは基本的にカスタムオーダーラインでのみ使用可能なので、販売価格が60万円程してしまいますが、STDという事で販売価格が40万円代となるので、非常にお買い得な1本となります。
Ashボディー採用をした事で、従来のDS496 STDよりも一音一音に瑞々しさと低音の締まりが強く表れる個体となっております。
Mahogany Body仕様ですと、音が柔らかく広がる様な印象のあるサウンドですが、当個体は分離感や音の立ち上がりが明らかに優れている仕様である為、カッティングやコードを掻き鳴らす様なプレイを好むプレイヤーや、透明感のあるアルペジオを追求している方にとっては、最高の相棒となってくれるでしょう。
個人的には、コイルタップ時にをクリーンで鳴らした時の繊細ながらも深みのあるトーンが非常におススメです。
フロントPUで甘さを前に押し出したサウンドはマホガニーボディー仕様のDSとは特に異なるサウンドで、当個体はより強い艶っぽさを感じる個体に仕上がっております。
トップの杢目も非常に美しく、エキゾチックメイプル表記ではありますがキルトメイプルの様なルックスとなっております。
一つ一つの杢が非常に大振りかつ深い杢である為、心から美しいと感じる事が出来るルックスです。
淡いブルーバーストとの相性も大変優れており、鮮やか且つ爽やかな印象を与えるギターに仕上がっております。
この絶妙な色使いが、Sugiらしさを体現しております。
限定生産モデルである、最高のDS496を是非お試し下さいませ。
以下はDS496の説明文となります。
DS496は、Sugiが送り出すフラッグシップモデルです。
高い演奏製に、多彩なサウンドメイク、そして何より"美しいギター"である事がDS496というモデルを端的に表した言葉であると思われます。
所謂、非の打ち所がない万能にして至高の一本がDS496です。
DS496は計算されたヒールカットやコンターカットにより、ストレスのない演奏が望めるギターです。
その上、DH496やDS496の特徴である、ミディアムスケールを採用している点も大きなメリットをもたらしております。
ミディアムスケールはテンション感が緩く、チョーキングやビブラート等が容易に出来る事もプレイヤーとしては非常に重要なポイントとなります。
サウンド的にもロングスケールと比べてゆったりとした甘いトーンを出しやすくなる為、メロウなサウンドメイクを好むプレイヤーや軽いタッチでの演奏を求める方には特におすすめが出来ます。
ネックシェイプは比較的薄めなネックシェイプをしており、手が小さい方でもストレスなく演奏が出来る程でございます。
非常になだらかな弧を描いたシェイプをしており、ネックサイド周辺で急にカーブが変わる様な感覚も一切ありません。
太いネックに慣れている方ならば、ネックが薄くてベッタリしているという印象を抱く可能性はありますが、少しの時間で慣れてしまうであろう程度の薄さです。
所謂Ibanezの様な、人によっては心許なさを感じる印象は一切なく、程よい肉厚感をスラリとしたネックシェイプがカバーして演奏性が高まっている様なシェイプです。
この様なネックシェイプを採用している為、テクニカルプレイをするプレイヤーには勿論の事、しっかり握り込んでコードプレイを多用するプレイヤーにもオススメが出来ます。