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2023年4月、6日間に渡って開催されたエリック・クラプトンの武道館公演は多くの感動を生み、熱狂のうちに幕を閉じました。
2019年以来となる今回の来日公演は大きな節目となるデビュー60周年に加え、海外アーティストで初となる100回目の武道館公演を迎えることで大きな注目を集めておりました。
お茶の水は武道館からほど近いこともあり、当店も公演日にはライブへの参加を控えた老若男女のお客様で賑わい、クラプトンの変わらぬ人気を垣間見ることができました。
私自身も100回目となる4月21日のライブに参加して参りましたが哀愁を感じさせる1曲目の”Blue Rainbow”から始まったステージは”I Shot the Sheriff”や”Tears in Heaven”と言った往年の名曲から”Cross Road Blues”と言ったクラプトンの真骨頂と言えるブルースナンバーを交え、大興奮の2時間となりました！！
私を含め、ライブに参加された方々の語り草となっている”レイラ”×”コカイン”の論争もいつか良い思い出話となることでしょう。
前置きが長くなりましたが今回、武道館公演でクラプトン本人が使用した個体と同様に当店にてK＆K社の”Pure Mini”を搭載した”000-28EC”を数量限定でご用意させて頂きます！！
数あるコンタクトピックアップの中でも評価の高い”Pure Mini”ですが特徴的なブリッジ下に装着される3つのコンタクトピエゾにより、アコースティックギターに最適な周波数特性が得られます。
シンプルな構造ゆえの自然なサウンドが持ち味で繊細なフィンガースタイルからフラットピックを用いたストロークプレイまで生々しく弾き手のピッキングニュアンスを表現することができます。
（※瞬間接着剤での取付が推奨されているピックアップですが今回は後々の交換などを考え、両面テープでの取付としております）
お値段は据え置きで限定5本のみのご案内となりますので是非この機会をお見逃しなく！！
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長年に渡って絶大な人気を誇るベストセラーのアーティストモデル。
エリック・クラプトンのシグネチャーモデル”000-28EC”が入荷致しました！！
60年にも渡る長いキャリアを持ち、ギターの神様とも称される”エリック・クラプトン”
ジェフ・ベック、ジミー・ペイジと並んで世界3大ギタリストと呼ばれ、卓越した演奏技術ゆえに高速のフレーズでもゆっくりと弾いているように見えることから名付けられたとされる”スローハンド”のニックネームでも有名です。
様々なバンドやソロ活動で自身の音楽スタイルを追求する中でギター演奏に数々の革新をもたらし、現在の音楽シーンに与えた影響は図り知れません。
エリック・クラプトンの功績の中でもアコースティックギターブーム再燃のきっかけとなった1992年の”MTVアンプラグド”を外すことはできません。
MTVの看板番組として人気を博したアコースティックライブを収録したアルバム”アンプラグド”はグラミー賞を獲得し、今なおアコースティックギターの名演が堪能できる1枚として愛されております。
このライブで彼が使用した1939年製の000-42は世界中のギターファンに衝撃を与え、1995年にはマーティンで初となるアーティストモデルとしてエリック・クラプトンのシグネチャーモデル”000-42EC”が彼の名盤である”461オーシャン・ブールヴァード”にちなんで世界限定461本のみ製作されました。
今回ご紹介する000-28ECは翌1996年に発表された第2弾のシグネチャーモデルで楽器としての完成度の高さからファンの方のみならず、多くのプレイヤーから支持を集める名器となっております。
マーティンの幅広いラインナップの中でもトップクラスの人気を誇る000-28をベースとしながらも随所にクラプトンならではの仕様が反映された”000-28EC”
トップにスプルース、サイド＆バックにローズウッドを使用したトリプルオーモデル（オーディトリアム）で薄い胴厚のボディは抱え心地も良く、日本人の体格にも無理なくフィットします。
現在ではドレッドノート（Dサイズ）と並んでオーソドックスなボディシェイプとして定着しているトリプルオーサイズですが前述した”MTVアンプラグド”以前は決して人気モデルとは言えず、1993年から爆発的に製造本数が増えていくことからもクラプトンの影響力の高さを感じることができます。
音圧のある鳴りが醍醐味のドレッドノートモデルと比較すると低音域から高音域までバランスの良いサウンドが持ち味でシンプルなコードストロークはもちろん、音抜けの良さを生かしたフィンガースタイルでのソロギターまで幅広く対応できます。
ネックは軽めのVシェイプでやや肉厚な握り心地となっており、50年代のストラトキャスターなどを愛用してきたクラプトンの好みが感じられるグリップ感となっております。
弦長は632.5mmのショートスケールでやや緩めのテンション感となることでブルースには必要不可欠となるチョーキングもしやすく、単音ソロにおいてもより表現豊かなフレージングが可能となっております。
華やかで広がりのある余韻が持ち味となる通常の000-28と比較しても、よりタイトで抜けの良いサウンドが特徴でやはり本人のように渋いブルースリックを弾きたくなる1本です。
ボディを縁取るヘリンボーン・インレイやオープンバックペグ、ダイヤモンド型のポジションマークなどヴィンテージスタイルの外観で最終フレットにはエリック・クラプトンのサインがインレイで施されております。
現在までにコラボレーションモデルなどを含めて10本以上ものシグネチャーモデルが発表されておりますが長年本人がステージでメイン器として愛用するモデルは正しくこちらの000-28ECであり、圧倒的な完成度の高さと絶対的な信頼が伺えます。
是非、憧れの1本をこの機会にお試し下さい！！
【スペック】
・トップ：スプルース単板
・サイド＆バック：インディアン・ローズウッド単板
・ネック：マホガニー
・ネックシェイプ：モディファイドV（スタンダードテーパー）
・指板：エボニー
・ブリッジ：エボニー
・スケール：632.5mm
・ナット幅：44.5mm
・ブレイシングパターン：X ブレイシング（スキャロップド）
・フルグロスフィニッシュ
