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2020年のWinter NAMM会場にて当店の担当が一目惚れしてしまったHeritage Guitarsが漸く当店に入荷致しました。
こちらのモデル"H-150"は、GibsonのLes Paulを踏襲して製作されたモデルとなります。
モデルの説明は商品ページの下の方に詳細に記載をしている為ここでは割愛させて頂きますが、個体差としてのおススメポイントがサウンド面・ルックス面共にございます。
まずルックス面に関しましては、非常に激しくうねる、極上の杢を誇る個体でございます。
カーリーメイプルと一重に言えども、その個体その個体それぞれで全く異なる表情をしております。
こちらの個体は、カーリーメイプルの中でも特に幅広でゆらゆらと蠢く激しい杢目をしております。
GibsonのLes Paulでもそうですが、バーストのレプリカモデル等で最も人気がある杢目はこういった、角度が変わる度に杢目が消えるのではなく、ギラギラと表情が動く濃い杢目を持つ個体が特に強い人気を誇ります。
当個体は、そのような激しい杢目を持つ上に王道中の王道カラーであるチェリーサンバーストカラーに仕上げられております。
チェリーバーストは、杢目の濃淡がはっきり出やすいカラーであるが故に、杢目の表情が重視されるカラーです。
さらに言えば、杢目がカッコよければ最大限杢目が映えるので抜群にかっこ良くなり、杢目が微妙ならば全体的に単調なルックスとなるので、非常にかっこ悪くなってしまいます。
この個体はトップクラスに優れた杢目を採用している為、誰もが美しいと感じるであろうルックスとなりました。
サウンドに関しましては、こちらの個体はカラッとしたサウンドをしている個体でございます。
レスポールタイプは特に個体差による音の好みが分かれますが、この個体は特にトレブリーなレスポールサウンドを好む方や、80年代のハードロック調のサウンドメイクを好む方が喜ぶであろうサウンドです。
また、カラッと乾いたサウンドに仕上がっているので、ビンテージのレスポールサウンドを好む方もかなりお気に入り頂けるのではないかと強く実感しております。
パワー感自体は従来のレスポールらしく、ガッツのあるローが出ている為安定感があり、決してアンサンブ内でも埋もれない力強さを誇ります。
ルックスもサウンドも優れた個体であるからこそ、是非一度その手に劣り頂きたい個体でございます。
以下メーカーや当モデルに関する説明文となります。
"Gibsonの黄金期はいつですか?"
こういった質問に対する大多数の答えは1950年代後半?1970年代前半であると思われます。
誰もが一度は憧れる"バースト"や、ES-335、1968年に発売され今なお愛され続けるMaple TopのLes Paul Customなど、今現在のGibson社の基盤とも言える商品群が製作されたのはまさにこの年台でした。
当時は大量生産を方針としておらず、クオリティー重視の高級ギターを製作するという理念に則って1本1本丁寧に製作されていたが故に、今なお世界中のギタリストから名機として愛され、非常に高額な値段にて取引されております。
そんなギブソン社もギターの需要拡大により、1980年頃に大量生産が可能な工場(現メンフィス工場)に移転する事になりました。
しかし、大量生産を重視する体制に異を唱えたビルダーを中心に主要な熟練の職人達がGibson社から離脱し、歴史あるGibsonの工場であるカラマズー工場を譲り受ける形で継承致しました。
当時Heritage Guitarsを立ち上げた際の主要メンバーがJim Deurloo氏、Marvin Lamb氏、JP Moats氏、Bill Paige氏の4人で、Gibson社の伝統と遺産を継承する事を最大の目的としたブランドとして方向性を定め運営を開始しました。
これがHeritage Guitarsの始まりです。
Gibsonから分離する形で誕生したHeritage Guitarsは、クオリティーの高さや美しい見た目、ブラッシュアップされた演奏性が高く評価され、アメリカ内外のトップミュージシャンにも愛されるブランドとなりました。
日本人が最も知っているであろうギタリストならば、Gary MooreがHeritageのH-150を愛用しており、かつてはシグネイチャーモデルも発売されておりました。
80年代まで受け継がれてきたGibsonのギターの古き良き生産方法を守り、かつてのGibsonサウンドを途絶えさせる事無く現代に継承し続けている、Gibson直系の遺伝子を受け継いだHeritage Guitarsは、今も少数生産にて品質の高いギターを作り続けております。
伝統あるGibson社のギターを求める方は是非一度Heritage Guitarsもお試し下さいませ。
次にモデルの説明でございます。
今回入荷したモデルはH-150というモデルですが、一目瞭然ながらGibsonのLes Paulがベースとなったモデルでございます。
H-150はただのレスポールレプリカモデルでは無く、Heritage流に当時の時代の潮流や、伝統のシェイプに強い拘りを持つGibson社であるからこそ変更出来なかった"要改良点"をブラッシュアップし再編した、Les Paulの完成形ともいえるモデルです。
レスポールといえば分厚いボディーが特徴的なモデルですが、80年代はバンドブームによりプレイヤーがステージ上で動き回る事が多くなり、取り回しの良さを求められる風潮がございました。
H-150はレスポールのボディー厚を少し削り、取り回しの良さと演奏性の改善を図っております。
更にGibsonのヘッド角が急すぎて高いテンションがかかってしまい、ヘッドやナットに大きな負荷を与えていた点もHeritage Guitarsでは修正されております。
無駄にストレスがかからないヘッド角を採用した事で、程よいテンション感と楽器の破損リスクを減らす事に成功したのです。
様々なブランドからレスポールタイプのギターは製作されておりますが、Gibsonのオリジナル直系のレスポールはHeritageのみでございます。
レスポール好きは是非一度お試し下さいませ。