Blue Guitarsが拠点を置く富山県は、国が指定している伝統的工芸品が幾つも存在し、長きにわたりその技術を受け継がれて今に至る職人の町として知られています。
ゆかりのある高岡銅器、高岡漆器や、井波彫刻、越中和紙など、今の時代だからこそ美しく面白い技が堪能でき、代々受け継いでゆく職人の人柄も楽しんでいただけます。
GUITAR × KOGEI
X YEARS AFTER
「富山大学芸術文化学部を2016年に卒業した同期2名によるギターを題材にしたクリエイション。同じ学び舎にて苦楽を共にし全く違った道に進んだ2人。在学中は軽音楽部に在籍し、慣れ親しんだギターをテーマにそれぞれが培ってきた技を振るう。」
stilblu | Acoustic Model-ADcw “ao”
本ギターは漆工芸作家である小泉 巧氏によるフィニッシュ。
紙に漆を何層にも重ね形作る”紙胎”技法を用いられて制作されました。
ヘッドとボディで2種類の和紙を貼り、ネックは拭き漆にて仕上げられた本器。
当初は和紙と漆というシャープな組み合わせでしっとりとした仕上げも構想にはあったようですが、「この制作に向けた、勢いの良いそして荒々しいエネルギーをうまく落とし込めればいいと思い、繊維の大きい和紙を使用しました。」と小泉氏語りました。
シダー単板をトップにインディアン・ローズウッド単板をサイド&バックに配したラウンドショルダーモデル。ギブソンのJ-45より若干コンパクトなサイズで、抱えやすさと鳴らしやすさを感じられます。
スキャロップド・ブレイシングを採用することにより入力に対するレスポンスを向上させております。
和紙と漆という特殊なテクスチャーの為か通常のアコースティックギターとは異なる響きのローミッド寄りに重心を置いた、パワフルながら丸い芯の太いサウンドが特徴です。
ネックシェイプは高音弦側を薄めに低音弦側は残した左右非対称のオリジナルシェイプ。
ナット幅が43mmと細めでオリジナルのネックシェイプと相まって握りこみやすく手に馴染みやすくなっております。
またラッカーやウレタンのつや消し塗装では味わうことのできない漆の木材を生かした質感も、非常に心地良くなっております。
漆工芸作家 「小泉 巧」×「stilblu」他では見ることのできない1本となっております。
ぜひご検討くださいませ。
小泉 巧氏の作品、Infomationは下記URLからご確認いただけます。
HP : https://takumi-koizumi.com
Instagram : https://www.instagram.com/koizumi_takumi
SPEC
Shape : AD Cutaway
Top : Solid Cedar
Bracing : Scalloped
Back : Solid Indian Rosewood
Side : Solid Indian Rosewood
Neck : African Mahogany
Fingerboard : Ebony
Bridge Material : Ebony
Nut Material : Bone
Saddle Material : Bone
Scale Length : 645mm
Fingerboard Radius : 400R
Width at Nut : 43mm
Tuning Machines : GOTOH SE700-06M/XG
Special : WASHI & Japanese Lacquer TEXTURE
Weight : 3.723kg
Case : Hardshell Case