Fender Vintera II
FenderのニューモデルVintera II。メキシコの生産ラインにて製作されるヴィンテージ王道スペックがこのVinteraシリーズ。各年代で代表的なスペックをそれぞれ忠実に取り入れ、アメリカとも日本とも違ったメキシコらしい、大胆で昔のアメリカメイドらしいダイナミックなサウンドと造形をお楽しみいただけます。
Vintera II '60s Bass VI - Lake Placid Blue
Fenderの60年ごろとなると少し前のJazzmaster登場からオフセットボディが浸透してゆき、Jazz Bassの発売とJaguar登場と様々なオフセットボディモデルが世に出回りました。ギターとベースそれぞれで長い歴史を積み重ね様々な音楽シーンを彩ってきました。
Fenderが作り出す楽器たちの中には、当時ではその異彩さから浸透するまでに至らず短命で幕を閉じたものもあり、掘り返すと大変興味深い品々が出てきます。
今回の本題ですが、Fenderのラインナップのなかで比較的マイナーな位置付けで、ファン待望のモデル「Bass VI」が入荷しました。
ウッドマテリアルはアルダーボディ、メイプルネック、ローズウッドフィンガーボードの当時と近いようなスペック。サイズ感がなんとも絶妙でJazz Bassからしたら小さく取り回しがよく、ギターとしては非常に大柄な感覚。JazzmasterやJaguarと同様のフローティングトレモロを搭載しボディトップに弦が張られ、独特なテンション感と弦鳴りが味わえます。
1961初期からマイナーチェンジがあった1963年頃のものを再現し、ピックアップをJaguarに搭載されていたタイプと近しいものを採用。シングルコイルの中でもローノイズでヌケの良いサウンドが、ベースサウンドにギターのような一面を見出しています。
生産ラインがメキシコということもあり、良い意味でラフで一昔前のアメリカンといった感じが強く感じられます。そのラフさがあって多種多様な表情とギターと自分の個性を引き出せる表現できるのではないでしょうか。
是非ご検討ください。
SPEC
Body : Alder
Neck : Maple
Fingerboard : Rosewood
Radius : 7.25inch
Bridge : 6-Saddle Vintage-Style Adjustable with Floating Tremolo Tailpiece
Machinehead : Fender Vintage-Style
Pickups : Vintage-Style Bass VI Single-Coil
Controls : 1Vol, 1Tone, 3PU on/off SW, Low Cut SW
Weight : 4.373kg
Case : Soft Case