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独自の工法と方法論でアコースティックギターを製作している長野県松本市の老舗ブランド"ヘッドウェイ"。創業から一貫して「手工による少数生産」に拘り、木材に応じた加工を施し製作。大規模なブランドと小規模工房のメリットを合わせたハイブリット式の生産方法を採用し、高品質なギターを生み出し続けています。創業から今日まで非常に根強いファンの多いブランドです。本器はドレッドサイズ、マホガニー単板をサイドバックに使用した”HD-103”。2009年製USED品。シトカスプルーストップ、マホガニーサイド＆バック、ワンピースマホガニーネック、エボニー指板&ブリッジ、ゴトークロームペグ、ダイヤモンド＆スノーフレイクス指板ポジション、オリジナルべっ甲柄塗りこみピックガード、ヘリンボーントリム、ローズウッド柄セルバインディング、ジグザグバックストリップ、ノンスキャロップドXブレイシング、ラッカーフィニッシュ。トラッドな１８スタイルを踏襲したモデル。現在とは品番の名づけ方が異なりますが、百の位の1がドレッドノートサイズ、一の位の3がマホガニー単板サイドバックを表しています。単板モデルにはトリムにヘリンボーンが採用され、マホガニーモデルにはローズ柄のセルバインディングを採用。伝統的なモデルを基にアレンジを施したモデルへと仕上げられています。やはり肝要のサウンド。HEADWAYらしく輪郭のハッキリとした芯の強いサウンド、それだけでなく華やかさを併せ持つ点は共通しています。Dサイズの為豊かなロー感、空気感を含んだトーン、深く響くような出音。マホガニーらしくドライで乾いたサウンドを持っていますが、元々ヘッドウェイ自体レンジ感も広めな為、重量感のあるローも持っており軽い音色の印象は受けません。強いピッキングにも許容範囲が広くプレイヤーのピッキングニュアンスを存分に表現できるポテンシャルを持っている１本です。ストロークでフォーキーにも、フィンガーで緩急をつける演奏にも対応できるギター。サウンドホール６弦側と１弦側、指板との間に割れ修正跡が見られますが、丁寧に補修されており使用上問題はありません。その他ヘッドロゴ箇所に若干の塗装が浮いたような跡やボディ表面に薄い擦りキズ等が見られますが、比較的キレイなコンディションをキープされている１本。ネックも良好な状態をキープされており、質実ともにグッドと言える個体です。ネックの頑丈さに定評のあるヘッドウェイ。国内に工場があるため修理のハードルが低い点も安心できる点です。国産の手頃で良質な１本、国産のクオリティの高さを是非ご体感下さいませ。
汎用のハードケースが付属します。
Condition:EX+
Top:Solid Stitka Spruce
Side:Solid Mahogany
Back:Solid Mahogany
Neck:Mahogany 1Pc.
Fingerboard:Ebony
Bridge:Ebony
Machine Head:GOTOH SE-780
Fingerboard Inlay:Diamonds&Snowflakes(Pearl)
Rosette:Black&White
Binding:Herringbone&Rose color
Pick Guard:Tortoise Color
Pick up:none
Nut width:43mm
Scale:644mm
Case:Hard Case
