桜と紅葉が同時に咲き誇る、豊田市小原の『四季桜』よりインスピレーションを受けたモデルの2023ヴァージョン！！
四季桜をモチーフとした優美なデザインと、近年のHeadwayブランドの大きな特徴でもある桜や楓などの和材の活用したウッドマテリアルが特徴のこのシリーズには、定番人気のHDと小柄で扱い易いHFのボディシェイプがラインナップされており、今回入荷はHFタイプの「HF-SHIKIZAKURA’23 SF，S-ESU/ATB」です。
桜と紅葉の織りなす優美なデザインが印象的なこのシリーズですが、今回の2023ヴァージョンでは夕日に沈む小原の四季桜の風景をイメージして斜め方向に変化をつけたグラデーションカラーを採用し、ボディ全体で桜と紅葉が咲き誇る様子を表現したデザインコンセプトとなっております。
特徴的なデザインの細部を見ていくと、フレイム杢が美しい楓材を採用したヘッドトップには桜と紅葉が同時に咲き誇る様子をインレイワークにて表現されており、パープルハート指板にも施された桜と紅葉の花びらのデザインへ舞い落ちたかのようなストーリー性のあるデザインでも秀逸で、このデザインの流れはサウンドホールのロゼッタやパープルハート材のピックガードにも採用されております。
また、このシリーズ専用にデザインされたサウンドホールカバーには、小原の四季桜の中で最も美しい景色と評される「川見四季桜の里」の風景をインレイワークに落とし込み、それだけでも秀逸なデザインのサウンドホールカバーとなっております。
バックのウッドマテリアルも特徴で、桜と紅葉が同時に咲き誇る四季桜のコンセプトから桜材のセンターに楓材を配置する3ピース構造となっており、そのセンターの楓材にのみ夕日をイメージした橙色のグラデーションカラーを塗り分け、和服の女性のデザインとともに物語性を感じさせてくれるルックスとなっております。
その3ピース構造に用いられる木材もフレイム杢が際立つ和材の山桜材や楓材が厳選されており、どちらも比較的硬くしっかりした材質でありますが、山桜特有の少し甘さを感じるサウンドに楓が持つスッキリとしたキレのあるトーンがエッセンスとして加わることで、軽いタッチから甘く爽やかに鳴る印象的なサウンドに仕上がっています。
ネックグリップにはHeadway史上最薄のネックである「Extra Slim U Neck」の形状が採用されており、トラスロッドの両側に2本のカーボンバーによる補強がなされたハイストレングスネック構造からネックの強度を高めるとともに不要なネックのしなりが押さえられ、弦の振動がスムーズにボディに伝わり、演奏性だけでなくサウンド面にも考えられた構造となっております。
この様に細部までこだわったスペックを持つ四季桜の2023ヴァージョン、今回も極少数限定生産ですので、気になる方はお早めに！
[Specification]
Body Top : Sitka Spruce
Body Side&Back : Sakura With 3P Center Kaede
Neck : African Mahogany
Fingerboard : Purple heart
Nut : High Density Bone(水牛骨)
Saddle : High Density Bone(水牛骨)
Bridge : Purpleheart
Machineheads : GOTOH SG301 AB01 GG
Fret : HHF-AG2S
Scale : 628mm
Width at Nut : 43.0mm
Bracing : 34 Semi-forward-shifted / Scalloped X Bracing
Finish : Thin Urethane
ハードケース、サウンドホールカバー付属
