Gibson Les Paul Junior Double Cut / 1960
Gibson「Les Paul Jr. Double Cut」のヴィンテージが入荷しました。1960年製です。
もともとLesPaul Juniorは、レスポール・シリーズの廉価モデルとして1954年に登場。全体的にシンプルなフォルムが特徴的です。 マホガニーネックによる甘さと粘りのある音色と、ドッグイヤータイプと呼ばれる「P-90」シングルコイルピックアップによる、フェンダーのシングルコイルとはまた違った、太い音色が特徴。
60年代に入りレスポールはジュニアも含めて生産中止になりますが、80年代中頃にレスポールジュニアはまた生産再開されます。
いくつかの仕様変更はありましたが基本的には54年の登場時からクルーソンペグにストップバーテイルピースがレスポールジュニアの特徴です。
今回入荷したモデルは人気の高い1960年製のレスポールジュニア。
焼けてボディーカラーが茶色になっていますが元はチェリーレッドです。この退色具合もかなりの風格が出てますね。
ピックアップや電装系はVolポットが交換されているみたいですがそれ以外は恐らくオリジナルで、ネック折れ修理跡があります。
また、リフレットもされていてナットも交換されているようです。
ネックは59年のモデルと比べると薄いシェイプです。1年の違いでここまで違うものなのかと驚きました。いわゆるスリムテーパーネックと呼ばれるものに近いシェイプです。
歯切れの良さとミドルの粘りを併せ持つP-90を一発のみマウントし、ストレートなサウンドを響かせます。
ヒスコレのリイシューと比べるとかなりカラッとしていてコード感の分離が良い印象。
もちろん何でもできるギターではないですが、このギターにしか出せないサウンドがありますね。
というか、ロックンロールでしょう。あえて言いますがこれはロックンロールをやるためのギターです。
元々は廉価版のスチューデントモデルとして発売されたモデルにもかかわらず、このギターはローリングストーンズのキース・リチャーズや始め、多くの愛用者がいることでも有名です。あのジョニー・サンダースはレスポールジュニアが代名詞のようになっております。
このように、ロックンロールギタリストやパンクロッカーに愛用者が多い、このレスポールジュニア、小細工抜きの爆音でかき鳴らしていただきたい一本。
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基本メンテナンス・クリーニング済の商品ですので、すぐに演奏していただけるコンディションとなっております!
【外観の状態】経年相当の外観です。ネックに折れ修理跡があります。
【トラスロッド】余裕あり
【フレットの状態】約8分山残り ※ビビりや音詰まりなどなくグッドコンディションです!
【ナット幅】実測約 43 mm
■注意事項
・掲載内容は出品時点でのコンディションです。時季・経年変化により若干の変動がある場合がございます。
・付属品は、出品ページに記載されている品のみとなります。
・「オリジナル」「換装品」「改造品」等の明記がない場合、仕様・状態に関しまして、当店では断定をいたしかねます。
・その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
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■■■【詳細画像あります】■■■
下記URLにてデジマートにアップしきれなかった画像がございますので、是非ご確認下さい!
https://drive.google.com/drive/folders/19ju6iDKEnDcoZo9DkK4Gyle5AYh7E5hX?usp=drive_link