ヴィンテージ・エキスパート、エイジングのパイオニアであるトム・マーフィーをマスター・アルティザンに迎え、ナッシュヴィルのギブソン・カスタムショップ内に新設された"Murphy LAB"。
マーフィー・ラボは、トム・マーフィーがギブソン・カスタムショップのチームを率いて、プロトタイプをもとに、あらゆるボディシェイプ、フィニッシュ、エイジング・レベルの検証を始めたことから、その構想が生まれました。
経時変化によりウェザーチェックと呼ばれるクラックを生じさせる、1950年代、1960年代のニトロセルロースラッカーを科学的に解析し、その変化のプロセスをひも解き、あらゆるモデルのプロトタイプによるテストを重ねて、ヴィンテージ同様のナチュラル・ウェザーチェックを再現するラッカー・プロセスを開発しました。
トム・マーフィーとギブソンによる長年の研究と経験、深い知識に裏打ちされた技術によって新たに発足されたのが、このマーフィー・ラボ・コレクションです。
モデルのベースとなっているのは"1959 Les Paul Standard Reissue"。
トップのフィギュアドメイプルは、力強くもバランスの取れたリアルな表情の1本。
赤みが退色し、よりヴィンテージらしい風格を醸す"Green Lemon Fade"カラーの組み合わせはベストマッチと言ってもよいのではないでしょうか。
2019年にリファインされた、リアルさを増した“Gibson”&“Les Paul”ロゴ、リアルな色味に変わったディッシュインレイの採用による外観上のブラッシュアップやアンポッテッドのカスタムバッカー、ヴィンテージライクなキャパシターやポットを搭載。本器のカスタムバッカ―は通常よりややターン数を減らした"Underwound Custombucker"を採用しています。
もちろん、オールニカワ接着やトゥルーヒストリックパーツの採用は引き続き踏襲されています。
エイジド具合はヘビー・エイジド(Heavy Aged)。
ツアー、ギグによるハードなプレイにより、ネックやボディのフィニッシュが剥がれた状態やベルトのバックル傷を再現。マーフィー・ラボによるヘビーエイジド・ハードウェアを採用。
指板バインディングもロールド加工が施されており、長年使用されてきたヴィンテージ・ギターのようなフィーリングを実現。
エスカッションの摩耗やペグつまみのエイジド表現など、細部に至るまで入魂のエイジングが施されています。
また、エイジドが施されたハードケースも、高い満足感に一役買ってくれています。
重量:約3.87kg
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