ヴィジュアル系の先駆者的な存在として、多くのミュージシャンに影響を与えてきたバンド ”D’ERLANGER”
1990年に惜しまれつつ解散しながらも2007年に復活し、現在も精力的に活動していることで知られています。
本器は、バンドのギタリストとしてカリスマ的な人気を持つ瀧川一郎(CIPHER)が ”D’ERLANGER” 解散後の
1992年に始動した伝説のバンド ”BODY” 時代にメインギターとして使用していたシグネイチャーモデルです!
STタイプを基本にしながらも、ボディ材にメイプルトップ&マホガニーバックを採用し、セレクタースイッチを
ボディ上部に配置するなど、何処となくレスポールの影響が感じられる、個性的な仕上がりです。
(数年後にレスポールタイプのシグネイチャーモデルを発表しているので、元々レスポールが好みなのかな?と)
トップ材は約15㎜と厚くなっており、ボディサイドから見ると薄っすらと確認出来ます(写真参照)
ローズ指板のメイプルネックは薄手に仕上げられているので、プレイアビリティーも良好。
濃いめのシースルーパープルは、別名 ”CIPHER PURPLE” と呼ばれ、Mヘッドと呼ばれる尖ったヘッドと併せて、
他のシグネイチャーモデルにも採用されているトレードマーク的な物と言えるでしょう。
ピックアップはフロントに ”F.G.I-S”、リアに ”F.G.I-H” を搭載、アクティブタイプなのでバランスが良くローノイズ、
SHレイアウトなのでミックスポジションはあまり使わないかも知れませんが、意外と使える音ですよ♪
ブリッジにはロックタイプの ”FRT-4B” を採用、自由度の高いアーミングは勿論、ファインチューナーが上部でなく
中央に付いているので、手が当たってチューニングがずれると言ったトラブルを回避してくれる優れもの。
本人使用ギターはボディトップがキルテッドメイプル、指板がエボニー、ピックアップがEMGと言う違いはありますが
ルックスもスペックも可能な限り近付けた、満足度の高いギターに仕上がっております!
僅かな傷や細かいスリ傷はありますが、目立つ損傷もなく良好なコンディションを保持しています。
フレット減りもあまりなく、現状ネックはストレートでロッドも余裕あります。
販売期間は約7年と、シグネイチャーモデルにしては長めでしたが、生産完了から20年以上経った現在では、
良好な状態を保持している筐体も少なく、市場にもあまり出て来ないレアなモデルです。
気になった方はこの機会に是非ご検討くださいませ。