名工マヌエル・ベラスケス（1917-2014）の息子、アルフレッドの希少な杉トップモデルが
中古で入荷しました！
アメリカのギター製作の父と讃えられるマヌエル・ベラスケスは,
アントニオ・デ・ト－レスとサントス・エルナンデスに影響を受け、世界的な評価を得ました。
アルフレード・ベラスケスは、1970年10月23日にニューヨークのマンハッタン生まれ。
生まれたときからギター製作を志していたアルフレードは、歩けるようになると、
両親に連れられて父親の工房に出入りするようになりました。
1972年、マヌエル・ベラスケスの故郷であるプエルトリコに一家で戻り、
プエルトリコ南部のポンセで優れたギターを作り続けました。
このことで、アルフレッドは、父親が若い頃に経験したような伝統的な価値観と
環境の中で育てられることになりました。
子供の頃、アルフレッド・ベラスケスは父の工房で、レイ・デ・ラ・トーレ、アンヘル・ロメロ、など
当時の偉大なクラシックギタリストたちの訪問を受け、この経験は、アルフレッドの音楽的・芸術的な成長に
生涯にわたって大きな影響を与えました。
1982年に一家はアメリカに戻り、今度はバージニア州に定住。アルフレッドはここで学業に励み、
その後、一家がフロリダ州オーランドに移住したのを機に、父の仕事を手伝うようになりました。
1991年、20歳になったアルフレド・ベラスケスは、初めてのギターを製作。
父から教わったトーレス、サントス・ヘルナンデス、ハウザーI世のギター製作の基礎を学ぶことで、
父の音色の理想と製作方法を深く、徹底的に理解しました。
これらの基礎は、父の初期の楽器の修理や改修を始めたときに、自身のギター製作の哲学を発展させるための
触媒として、さらに強化され、作用しました。
さらに、彼はクラシックギターの発展に貢献していると感銘を受けた
同時代の製作家の楽器を見聞きするたびに、それらを何時間もかけて丹念に調べ、そこから学んでいきました。
今日も、彼は慎重な材料の選択とサウンドボードの綿密な調整によって、
多くの世代のクラシックギタリストが「ベラスケス・サウンド」と呼ぶ楽器を製作してます。
さらに、彼の伝統的な芸術的価値観と現代的な構造アプローチを組み合わせることで、
彼のギターは、父のギターの洗練された音色の特性と、多くの現代のプレイヤーが求めるパワーの
優れたバランスを達成しています。
弾き傷、擦り傷はございますが使用上の問題はございません。
税込希望小売価格2,750,000円の品
ハードケース付属
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