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コール・クラークギターズはオーストラリア・メルボルンで2001年に創業した比較的新しいギターメーカーです。
オーストラリアの老舗ブランドであるメイトン社のビルダーであった
ブラドレー・クラーク氏とアダム・コール氏が独立して立ち上げたブランドです。
オーストラリア産の木材を可能な限り用いてオール単板で製作し、
自社開発のピックアップを搭載するなど、メイトンギターと多くの共通点を持っているのも特徴です。
しかしながら、クラシックギターに代表されるスパニッシュヒール構造や、ユニークなブレーシング構造など、同様の材料を使用しても独自のサウンドを生み出し、似て非なるギターを製作しています。
FL2EC-BMR-ANVSY
FAT LADY誕生の20周年を記念した限定モデル。
同社の王道の組み合わせの仕様ながらも、
なんと指板とブリッジにはインディアンローズウッドを採用。
自国産の木材にこだわるコールクラークですが、初期モデルに対してのオマージュとして
当初採用されていた仕様で登場です。
初期のデカールも見逃せない点です。
カッタウェイを装備したDreadnought シェイプのFat Lady。
十分な音量と低音域から高音域までのバランスに優れ、
アメリカのシンガーソングライターであるジャック・ジョンソンのアイコンになっているギターで、コールクラークを代表するシェイプです。
3グレード存在するコールクラークの、基準となる2グレードのモデルです。
ボディはシダーと同種のブンヤをトップに、マホガニーの代用材として使われるクイーンズランドメイプルをサイドとバックに使用しました。
立ち上がりのサウンドが特徴的な同メーカーですが、比較的クリスピーなサウンドはアタック感が強すぎず軽快で、
シンガ-系のアーティストにもおすすめしやすい1本に仕上がっています。
スパニッシュヒールのネックに内部切削構造のサウンドボードを貼り付けるという新しい解釈で製作されたギターは、ネックの反りや元起きにも比較的強く、エレアコとして過酷な環境で使用された場合も安心出来るクォリティに仕上がっています。
-3Way Pickup(PG3)-
2012年に発表された、ピエゾ+フェイスセンサー+コンデンサーマイクの3種類を搭載した独自のピックアップシステム。
可変域の広い3BANDのイコライザーとともに、ボディサイドにあるプリアンプでのコントロールが可能。
-Specifications-
Body:AA Grade Bunya
Side&Back:AA Grade Queensland Maple
Fingerboard:Indian Rosewood
Neck:Queensland Maple
Pickup:PG3
Nutwidth:44mm
Scale Length:647.7mm
Finish:Nitrocellulose
Case:Hard Case
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