1977年に発表されて以来、世界中で人気を集めた日本を代表するオーバードライブの名機、BOSS OD-1。
そのサウンドは、現行モデルのオーバードライブでは表せない豊かさがあり、なめらかで深みのあるオーバードライブサウンド。なおかつ、エッジの効いた音作りもでき、懐かしさもある、ペダルマニアは避けて通れない、そんな王道のオーバードライブです。
こちらの筐体はシリアル #7100 1978年製、RC3403ADBレイセオンクワッドオペアンプ搭載、スケルトンスイッチ仕様、銀のサムスクリュー(銀ネジ)。ガイドブッシュはきれいめな状態です。筐体表面は複数塗装のチップはございますが、経年数相応の味が出ていい感じの仕上がりになっています！筐体裏面は多少の擦り傷があるもののシールは剥がれず残っており、ゴム部分もきれいな状態です。
OD-1はBOSS独自の非対称オーバードライブ・サーキットによるヌケの良い響きが特徴で、弾き手のピッキングに反応するナチュラルな歪み具合が秀逸。ドライブとしてはもちろんのこと、大型のチューブアンプに繋いでブースターとして使用した際に、そのポテンシャルを大いに発揮する点も魅力の一つで、様々なシチュエーションで活躍できることでファンが多いのも頷けます。BOSSの現行モデルで言うとサウンドの傾向としてはSD-1に近いのですが、この頃とは搭載されているバッファーも異なり、繋いだ瞬間もまず違う。独特なマイルド感、暖かさは、やはりこのOD-1でしか得ることができず、登場から45年経った今もなお愛され続けるのにも納得です。コントロールが2ノブでシンプルな仕様ですが、充分にコントロール幅は広いです。また、"LEVEL"と"OVERDRIVE"というBOSSの中でも少し珍しい表記にも心揺さぶられます。
現代も素晴らしいペダルを次々と生み出し、近年では過去の傑作に敬意をこめてアレンジされたWAZAシリーズに力入れているBOSS。彼らの原点でもあるBOSSビンテージペダルは、長い年月愛され続けるだけの魅力が詰まった箱であり、いまもなお語り継がれています。そして、当時のミュージックシーンで鳴らされていたあのサウンドは、やはり本物でないと出すことはできないのです。
こちらは中古品でございます。1点限りの商品ですので予めご了承下さいませ。
※商品到着より一週間以内の初期不良以外の動作不良、故障は有償修理となりますので予めご了承の程お願い致します。
