dragonfly
Pay Money To My PainのギタリストであるPABLO 氏やONE OK ROCKのギタリストToru 氏、ベーシストではFear, and Loathing in Las VegasのTetsuya 氏などが愛用する「dragonfly」
東京都青梅市に拠点を構えるハリーズエンジニアリングのブランドです。代表の戸谷氏がプロデュースする当ブランドは様々な現場で使用されることを想定したミュージシャン目線での設計が好評を得ています。
CL-DJB4 Ash - 2Tone Burst
本体重量 3.608kg
本個体の特徴ですが、ボディの重量感が非常に軽いです。ボディにアッシュ材を使っており3.6kg前後と標準的なベースの重さより一回り軽くできています。立って演奏しても座って弾く演奏でも楽に演奏できるのではないでしょうか。サウンドの完成度も非常に高くプリアンプのオンオフで即座にキャラクターを変えられる点がgood。パッシブの状態では弦の響きをしっかりと感じられる明瞭感を、アクティブの状態では空間をしっかりと支えてくれるような濃密な低音を味わうことが出来るでしょう。
いきなり本個体の話から始まってしまいましたが本モデル「CL」シリーズはセミオーダーのラインナップであり、当店Red Guitarsセレクトのものとなっています。渋い色合いがとてもシックな「2Tone Sunburst」。落ち着いた色合いのメイプル指板と対象的なルックス。ボディ材は上記にもありましたがアッシュ、ネックはハードメイプルを採用。メイプルネックの肌触りはとても心地よく滑りもとてもよく強度も高いです。
ピックアップはDCJB4 N/Bを搭載。コントロールはマスターボリューム、バランサー、マスタートーンとなっておりDARK GLASS製のプリアンプ「DARK TONE CAPSULE」と合わせて柔軟な音作りが可能です。パッシブ状態では全体的にとてもフラットで扱い易いサウンド。設定を煮詰めなくてもそのまま使える程安定しています。
そしてアクティブ状態では上記した通り濃密な低音管を味わうことが出来ます。しかしフラットな音の性質は失われること無くあくまで「扱い易いまま」サウンドをプッシュしてくれています。パーカッシブなニュアンスを無くさずにパワーのあるサウンドを実現している点は流石と言わざるを得ません。3BandEQによる作り込みも可能となっていますのでパッシブの音を生かすも良し、キャラクターを大きく変えてシーンに合わせた「実践的な使い方」も可能です。個人的なポイントなのですが、3BandEQがセンター位置でクリックするようになっている点がとても嬉しいです。センター位置にいったん合わせてから必要ない帯域を削ったり足したりすることが容易になっています。
個性的な一台ではありませんが万能なベースを求める方には限りなく理想に近い一台に仕上がっています。明日にでも実践に導入したくなるようなコンセプトが魅力です。是非ご検討ください。
Body : Ash
Body Finish : 2TS(2 Tone Burst)
Neck : Hard Maple
Finger Board : Maple
Neck Finish : Satin Natural
Neck Shape : U
Radius : 300R
Scale : 34inch
Frets : #214 Nickle silver
Pickups : DCJB4 N/B
Preamp : DARKGLASS TONE CAPSULE(Control,Vol,Balance,Tone,Hi/Mid/Low)
Tuner : GOTOH GB528
Bridge : GOTOH 404BO-4(19mm pitch)
weight : 3.608kg
Case : Gig Bag
