黒澤哲郎氏製作のギターでは初となるエレベーテッドフィンガーボード、ワッフル形状力木を採用した材選定モデル。
全体に豊かな音量、遠達性実現しました。
そのサウンドは力強くクリアに和音分離し、バランス繋がりが非常に良くハイポジションでもしっかりとした音色をもったサウンドが特徴です。
◇黒澤哲郎氏プロフィール
1976年茨城県生まれ。ギター製作家の父を持ち、幼い頃から工房の空気を吸い、同じギター製作家になることを夢見る。7歳の頃からピアノ、13歳からはギターを始め、多数のギタリストに出会い助言を受ける。 工芸高校アートクラフト科を卒業後、父・澄雄のもとに入門し、基本と名工の楽器を身をもって知ると同時に、アントニオ・デ・トーレス(Antonio de Torres)やサントス・エルナンデス(Santos Hernandez)等の音色に感銘をうける。1997年スペインに渡り、マドリッドのマリアーノ・テサーノス(Mariano Tezanos)、テオドロ・ペレス(Teodoro Perez)らの工房に入門。 それまでに経験したことのない風土的背景を表現する製作、音づくりを目の当たりにし、以降、師から学んだ考え方から製作研究の基盤を組み替え直す。 翌年には、グラナダのアントニオ・マリーン(Antonio Marin)の工房で塗装を学ぶ。 それらすべての経験を現在の楽器製作に注ぎ込み、日々研鑽につとめる。
■スペック
表板:選定杉単板
横裏板:選定マダガスカルローズ単板
塗装:セラック
弦長:640mm
付属品:ケース別売