Provision 【ハロウィン特価】STC Quilt Maple/L.Ash Blue Fade KGI #003 【ModernタイプBody】【現地選定材】

¥602,800

约合人民币:¥30,592 元

  • 成品: 新品特价 价格包含日本国内运费
  • 状态:S
  • 附加描述: 2023年製青系

商品详情


商品の説明



※期間限定で48回までショッピングクレジットによる分割手数料が無金利となります。





こちらの個体はSuhrのModernをベースに、より高い演奏性を発揮するギターになる様に製作した、当店担当によるカスタムオーダー品となります。

今回のオーダー品は、山口県宇部市のProvisionの工房へ訪問して各種木材を選定させて頂いた上で製作しております。

実のところ、訪問した当初はビンテージ系のストラトのみを製作するつもりだったのですが、たまたま工房の材倉庫であまりにも美しいキルトメイプルを発見してしまった為、あれよあれよという間に追加オーダーが決まってしまいました。







そこで今回は、テクニカルプレイでの使用や、ストラトではカバーできないジャンル(メタル等)の使用も可能になる様なギターの製作をする事に致しました。

しかし、ストラト好きとしてはストラトらしいサウンドやフィーリングを残したいとも考えておりました。

そこで、完全なハイエンドモデルというよりは、ビンテージ系をベースにハイエンドらしさを添付した様なギターというコンセプトにて製作致しました。



最近は5Aのキルトと言えどもさほど杢目が美しくない材も多々見受ける様になりましたが、これ程までに見事な杢が出たキルトを見つけてしまったら、杢目好きの血が騒ぐのも必然でした。

見る角度によって表情がコロコロと変わるトップの杢目は、魔性の杢目と表現すべきでしょうか。

とんでもなく魅力的なトップ材です。





今回発見したキルトメイプルは、他のメイプルと比べても特に色白で、ブルー系のカラーと相性が良さそうな材でした。

そこで、カラーはブルーバーストかブルーフェイドにする事に決めました。



ブルー系のカラーリングを採用するに当たって迷ったのが、ボディーバックのカラーと材です。

折角ならば、透明感のあるトップにマッチングするカラーを採用したいと考えた為、ボディーバックも綺麗なブルーを出す事が出来る軽量且つ木目がハッキリと出ているアッシュ材をセレクト致しました。



アッシュボディーを採用した事で、ボディーカラーとアッシュボディーのサウンドから連想して万能系のギターに仕上げるのが良いのではないかというイメージが湧きました。

そこで、ピックアップのレイアウトをHSHに決定しました。



ギターの方向性が定まった為、ネックと指板の材選定に移りました。

サウンド的には、テクニカルプレイ等に耐え得るギターに仕上げるべく、アタック音や音の立ち上がりに優れた木材を採用する事に致しました。

ある意味一番モダンなギターでオーソドックスではありますが、メイプルネックにエボニー指板との組み合わせに決定しました。



ボディーが非常に美しいキルトメイプルである事を考慮して、ネック裏も美しくしたいと思いProvisionがストックしている中でも特に美しいフレイムメイプルをネックに採用しました。



指板のエボニーに関しましては、Provisionのストックしているエボニーの中でタッピングトーンの良い個体のみを選び分けた上で、その中から特に目が詰まっており黒々とした色を持つ個体をセレクト致しました。



その結果、ボディートップはおろかギター全体が美しく、そして何よりサウンドにも優れた最高の蟻田に仕上がりました。





最後に決めたのが、ボディーシェイプとなります。

最初は490シリーズでの製作を検討していたのですが、よくよく考えてみると"フルオーダーを今でもなお受け持っている類稀なるブランド"のProvisionであれば、いっそカスタム品をオーダーした方が面白いのではないかと思い、その旨を宮久社長に相談したところ快諾頂きました。



ボディーシェイプは、高い演奏性を誇るSuhrのModernをベースにして貰い、細部はProvisionオススメの設計にして頂き、カスタム生産をして頂きました。



他のギターには無い唯一無二のギターが完成したので、高い演奏性を誇るギターをお探しの方は是非当個体をお試下さいませ。







次にネックシェイプ等に関してですが、こちらの個体のネックシェイプはテクニカル系のプレイヤーが弾きやすいネックという点を考慮して、プロビジョンの標準ネックを採用しております。

プロビジョンの標準的なUシェイプは、現代の音楽に非常にマッチしたネックとなっており、一言で言い表すならば、薄すぎず太すぎずな丁度良いシェイプです。

IbanezのRGシリーズ程は薄くはありませんが程良い肉厚感である為、ネックを握り込んでプレイする方やクラシックスタイルで親指をネック裏に沿わせるプレイを好む方共に弾きやすいのではないかと思われます。



次に指板面に関してですが、指板ラディアスは9.5"~14"のコンパウンドラディアスにし、フレット数を24Fに致しました。

特にラディアスはローポジションがコードを抑え易く、ハイポジションはテクニカルプレイに適したラディアスとなっておりますので、幅広いプレイで活躍が見込めます。









こういった拘りの積み重ねにより誕生した、当店のカスタムオーダーモデルを是非お試し下さい。





以下メーカー説明文です。







元々Provisionは国内でも数少ない、フルオーダーの対応をしているギター工房です。(現在も受け付けております)

フルーオーダーは、ギタリストならば誰もが一度は憧れる夢の一つではありますが、ギターの製作側からしてみれば非常に厄介な案件です。

フルオーダーの特性上ギターの形状はユニークなものが多く、治具等といったギター製造に必要な型を1から作り上げる必要がございます。

しかもそれは1本の為に製作したものである為流用出来ず、その一度しか使う事がありません。



さらに、ギターの形状や木材のスペック、電装系等といった多様な要素の関係上サウンドは大きく変化します。

もしもプレイヤーが理想としているサウンドに予想通りなったとしたならばそれ以上に嬉しい事はありませんが、まずそのような事は起き得ません。

フルオーダーで理想のスペックを求める夢はあれど、プレイヤーの理想のサウンドとかけ離れたオーダー内容ならばメーカー側がアドバイスをし、その上で作りたいギターのブラッシュアップを行います。



こういった、厄介な案件が多いからこそ殆どのブランドはセミオーダーのみの対応となってしまうのですが、プレイヤー目線でプレイヤーの為にギターを製作する事を理念として掲げて来たProvisionはフルオーダーを創業開始以来受け続けてきました。



Provisonはそういった、人の夢を叶える為にギターを製造し続けた事で、職人の腕やノウハウ、経験は他ブランドの職人と比べても卓越した水準へと成長しました。

最高水準の技術を持ち、プレイヤー目線に寄り添ったアドバイスを的確に行う事が出来るProvisionだからこそ、山口県という、ギターメーカーとしては不利な立地でありながらも多くのプレイヤーに愛されてきました。


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