1960年代半ばから後半にかけて、当時モズライトに在籍していたEd Sanner(エド・サナー)により開発された伝説のファズ『FUZZ rite』。最初の250台ほどのロットはゲルマニウムトランジスタが搭載されましたが、温度変化による不安定の解消、という他のペダルメーカーとほぼ同様の理由で、1968年以降(それも少数ですが)はゲルマニウムトランジスタからシリコントランジスタ搭載に切り替えていくわけです。
今回入荷は1968年製、シリコントランジスタ「TZ-82」を2基搭載したバージョンとなります。ゴム足の劣化、筐体の錆びや傷、ロゴマークのかすれ等がみられ、オールド楽器らしい雰囲気です。
ゲルマニウムと比べるとやはり安定感があり、エッジのあるサウンド、ゲインアップ時のまるで制御不可能なトレブルを抱く凄まじい轟音が魅力です。
付属品なし
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