2020年より生産拠点を新たに、ドイツが誇る名門ベース ブランド Warwick社 のドイツ・ファクトリーに移し、Roger Sadowsky 監修のもと精鋭の職人達により生み出されている Sadowsky（サドウスキー）。Warwick社が持つ最新鋭の設備で製作される新たなSadowskyのスタンダードシリーズである新生「MetroLine」です。
Roger Sadowskyの目標は、多くの詳細な改善を行うことにより、すでに非常に成功しているベースデザインをさらに改善することでした。彼は自ら開発したアクティブサーキットと共に、J/Jベースサウンドを新しいレベルに引き上げることに成功しました。典型的なサドウスキーのトーンである、濁りの無い抜けの良い低音、モダンかつ攻撃的すぎない中音域、そしてクリアな高音域等、これらベースサウンドすべての特徴は、ドイツで独占的に製造されるMetroLineシリーズにもしっかりと継承されています。
SadowskyオリジナルのJJピックアップ、アクティブサーキット、パッシブトーン、トレブル/ベースのEQブースト、超軽量のペグ、レスポンスの良さを生むブリッジ等のオリジナル設計のパーツを搭載。サウンド/プレイアビリティともに世界クラスの高いクオリティを約束します。
本器は品名にある通りWill Leeモデル。アッシュボディにメイプルネック、メイプル指板のコンビネーション。一見するとごくごく一般的な組み合わせに思いますが、Sadowskyトーンはこのウッドにプリアンプを組み合わせることにより暖かいサウンドも冷たい尖ったサウンドも自在に変化します。搭載されるCustom Will Lee Preampが良い仕事をします。受け継がれている設計からなるSadowskyのウッドサウンドに、プリアンプの重く濃く広がりのある低域がマッチします。
ドイツ/北欧製ならではのインテリジェンスを含み、かつての国産Metro Lineと比べてよりリッチなトーンが印象的です。モノづくりの分野では日本とよく似た精巧な仕事をすることでも有名なドイツ。基本的な製作フローでの精巧さはもちろんながら、ナットの高さを調整可能なアジャスタブル・ナット「Just-A-Nut III」採用などドイツ製らしい機能美も備えています。
国産の時代に世界的な高い評価を経て、新たなステージとなるドイツ/Warwick工場製モデルへと移行したメトロライン。
ドイツならではの魅力を含んだSadowskyをぜひお楽しみください。
Nut : Sadowsky Just-A-Nut III
Neck Wood : Maple
Fretboard : Maple
Fingerboard Radius : 12"
Scale length : 34" (long scale)
Width Nut : 36.8 mm / 1.45"
Frets : 22 Nickel Silver (w: 2.3 mm / h: 1.2 mm)
Body Shape : Sleek Undersized J
Body Wood : Swamp Ash
Pickups : Passive Sadowsky J-Style (60’s Bridge Position)
Electronics : Custom Will Lee Preamp (on/off mid-boost, choice of 500 Hz or 800 Hz, wide or narrow bandwidth)
Pot layout : Volume / Balance / Vintage Tone Control (P/P) / Treble and Bass (stacked) Mid Boost Switch on back of bass
Bridge system : Sadowsky Bridge w/ Quick Release
Strap system : S-Style Security Locks
Hardware : Chrome
Case : Original Gigbag
Weight : 3.580kg
