近年人気を伸ばしている長野県松本市に工房を構えるヘッドウェイギターズ。マスタービルダーを務める百瀬康夫氏は信州の名工にも選ばれ、その卓越した技術は確実に氏の弟子の世代にも受け継がれております。
本器は15本限定生産の限定モデル"四季桜"。この四季桜モデルは2021年から制作をはじめて今年で3年目。毎年少数限定生産ですのですぐに売り切れてしまうHeadwayの限定モデルの中でも人気のあるギターです。
今年の仕様は斜め方向に変化をつけたグラデーションカラーは本機の最大の特徴です。小原の四季桜の風景からインスピレーションを受け、ボディ全体で桜と紅葉が咲き誇る様子を表現しています。また、センターの楓材にのみ夕日をイメージした橙色のグラデーションカラーを塗り分けており、和服の女性のデザインとともに物語性を感じさせてくれます。
トップ材には厳選されたシトカスプルースを採用。サウンドにしっかりとした迫力を与え、低域を適度に引き締めることで暴れにくく扱いやすい音色に整えております。
ボディサイド&バックには、フレイム杢が際立つ和材の山桜を使用。本機は3P構造となっており、センター材には同じく和材の楓を採用しております。どちらも比較的硬くしっかりした材質であり、山桜特有の少し甘さを感じるサウンドに楓が持つスッキリとしたキレのあるトーンがエッセンスとして加わることで、軽いタッチから甘く爽やかに鳴る印象的なサウンドに仕上がっています。
ネックには、Headway史上最薄のネックである「Extra Slim U Neck」の形状を採用。ネック内部の様子を見ると、トラスロッドの両側に2本のカーボンバーによる補強がなされたハイストレングスネック構造です。これにより、ネックの強度を高めるとともに不要なネックのしなりが押さえられ、弦の振動がスムーズにボディに伝わります。しっかりとした強度を保ちながらもハイポジションまで薄く弾き易いように設計されておりますので、女性や手の小さいプレイヤーにも試して頂きたい演奏性に富んだネック形状です。
音色も外観もきっと満足頂ける美しい仕上がりの国産ギターです。
Body Top:Sitka Spruce
Body Side&Back:Sakura With 3P Center Kaede
Neck:African Mahogany
Fingerboard:Purple heart
Nut:High Density Bone(水牛骨)
Saddle:High Density Bone(水牛骨)
Bridge:Purpleheart
Machineheads:GOTOH?SG301 AB01 GG
Fret:HHF-AG2S
Scale:645mm(25.4inch)
Width at Nut:43.0mm
Bracing:34 Semi-forward-shifted, Scalloped X Bracing
Finish:Thin Urethane
Strings:Elixir/NANOWEB Light(.012-.053)
Accessories:ハードケース、レンチ、保証書、サウンドホールカバー
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