Umbrella Company "Mayonaise Fuzz"は現代にまで受け継がれるファズ・ディストーションのサウンドを独自に解釈し誕生しました。誰もが愛してやまないキャラクターをリスペクトするように、クラシックであり、同時にモダンでもあるようにチューニング。多くの名機と呼ばれる個体をリファレンスとしつつ、新しい感覚のテクスチャと操作性を持っています。
濃厚で深いドライブ。アグレッシヴに突き抜ける倍音感。オルタナティヴであることを徹底的に意識した、サウンドの張り出し感が最大の特徴。更に中音域をプッシュするDOPING、ゲインストラクチャーを変化させる1979スイッチを搭載。現代のシーンにふさわしい多角的なサウンドメイクを可能にしました。
踏んだ瞬間に空気を反転させ、支配する。まさに「今鳴らされるべき」ファズドライブです。
DOPINGスイッチ
一般的な「マフ」のトーン回路は12時を中心に高音域と低音域が増減し、中音域は常にスクープされます。これはあの誰もが愛するディストーションサウンドを構築する上では重要な要素ですが、時にはエッジィなミドルで空間を切り裂きたいときもあるでしょう。DOPINGスイッチはトーン回路上で失われていた中音域を猛烈にプッシュし、音像にアドレナリンを注入します。
● Normal(スイッチ下)
DOPING機能を無効、トーンコントロールは馴染み深いオリジナルチューニングとなります。中域がスクープされ、TONEは12時を中心に左回しで低域を増加&高域を減衰、右回しで低域を減衰&高域を強調と変化します。壁のように立ちはだかるヘヴィなサウンド、毛羽立ちを強調したヒリヒリしたトーンにもアクセス可能です。
● Doping(スイッチ上)
DOPING機能を有効にし、スクープされていた中域を強烈にプッシュして音像を前へ押し出します。トーンコントロールのテクスチャも変化し、スイートスポットを広げてセッティングに多くの選択肢を提供します。TONE絞り切り、または最大の設定もお試しください。
1979スイッチ
1979スイッチは一部コンデンサをカットし、フルレンジブーストを追加します。ペダル全体のゲインストラクチャーが変化し、特に高音域のキャラクターやローゲイン時のサウンドに影響します。
● Normal(スイッチ下)
親しみのあるオリジナルチューニング。
● 1979(スイッチ上)
オリジナルのダークな膜を取り払うように機能し、高域の圧縮感を改善して守備範囲が拡張。オリジナルではウィークポイントであった、手元のボリューム操作でニュアンスを操るプレイにおいても、より自然なゲインコントロールで難なく追従します。また使用シチュエーションが限られていたローゲイン設定のキャラクターも変化し、ファジィな粒子と切り裂くようなクランチトーンが融合した新しい感覚のサウンドをアウトプットします。
【主な特徴】
・ 伝説のファズディストーションにインスパイアされた圧巻のドライブトーン
・ クラシックと新しい感覚のキャラクターを両立
・ 中音域を付与してサウンドを猛烈に押し出すDOPINGスイッチ
・ ゲインストラクチャーと高域の圧縮感を変化させる1979スイッチ
・ DC9V(極性:センターマイナス) 消費電流 15mA *電池駆動には対応していません
・ トゥルーバイパス
・ 寸法:D125×W70×H60mm (最大突起含む)
・ 重量: 285g