1960年代のラウンドバッジのグレッチの6テンションのウッドスネアです。
インナーのタグシールがなく、シリアルや製造年も不明確ですが、
仕様から60年代のジュニアクラスモデルである4105でないかと推測できるスネアです。
若干不可解なのが、インナーマフラーとスナップインキーホルダーが無い点です。
ただし、シェルの構造やインナーの塗装の感じやカバリングの感じは60年代のグレッチに相違なく、
何らかの理由で最初から取り付けられなかった可能性が高いように感じます。
6plyのメイプル系の薄目のシェルを採用しており、柔らかくふくよかな鳴りをダイキャストリムで締めるグレッチならではのサウンド。
6テンションなのでレンジは狭いですが息苦しさもなく、非常に良く鳴っている印象です。
パーツはスナッピーやヘッドなど消耗部を除きオリジナルのようです。
カバリングも若干黄ばんでいますが、状態は良好。パーツも年式相応にピッツはみられますが、
特に大きなダメージが感じられる個所もなくスイッチも問題なしです。
仕様として不可解な点がありますが、サウンドはグレッチそのもの、6テンションですが非常に使い勝手がいい印象です。
シェルコンディションは良好で、まだまだ十分安心してお使いいただけるビンテージスネアです。
サイズ:14x5.5インチ
シェル:6plyメイプル系
フープ/テンション:6テンションオリジナルダイキャストフープ
付属:なし
■商品ランク:B+:多少傷はあるが通常使用する用途において問題なし
■中古保証:無し