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1951年にFender初のエレキベースとして、プレシジョンベース（現在オリジナル・プレシジョン・ベースと呼ばれているモデル）が登場しました。
51年よりシングルコイルピックアップが採用されていましたが、57年中期からお馴染みのスプリットコイルピックアップを搭載したモデルが登場しオリジナル・プレシジョン・ベーススタイルは幕を閉じましたが、その後、1968年に当時の雰囲気を再現したモデルとしてテレキャスターベースが登場。
当初のテレキャスターベースには、51年から54年中頃までのプレシジョンベースと同じくシングルコイルピックアップ＆スラブボディが採用されてた伝統のスタイルでしたが、1972年にピックアップをシングルコイルからハムバッカーに変更し、ルックス/サウンド共に個性が加わっております。
本個体は、そのハムバッカーピックアップを搭載した72年の個体で、「FENDER」の文字が刻印されたピックアップカバーやテレキャスターらしいコンターの無い角ばったスラブボディなど、他のフェンダーモデルではあまり見られない特徴が施されたモデルです。
木材構成はアッシュボディにメイプルネックとテレキャスターベースの定番の組み合わせとなっています。
デイトが確認出来る部分としまして、ネックデイトは「23SEP72B」、ピックアップに「4072」、トーンポットに「137-7213」、ボリュームポットは一部ハンダで覆われていますがこちらも72年デイトがあった為、72年製の個体だと判断しました。
ピックガードとコンデンサーは、交換されている可能性がございます。
ネックの状態といたしまして、現状調整を行った状態で、12フレット上で1弦2.2ｍｍ、4弦2.7ｍｍ程度のセッティングで使用可能な状態。
トラスロッドの動作も問題なく締め方向、緩め方向共に余裕が御座います。
当店入荷時にリフレットとリナットをしている為、即戦力としてお使い頂けるかと存じます。
外観の状態といたしまして、パーツのくすみ・錆やウェザーチェック・塗装焼けといった年代相応の使用感が散見されます。
また、長らくブリッジカバーを逆さに取り付けられていた影響で逆さに取り付けたブリッジカバーの塗装焼け痕がございますが、その他演奏するうえで問題になるような大きな傷はございません。
褪色しウェザーチェックも入った風格のある1本です。
是非この機会にご検討くださいませ。
Spec.
Body : Ash
Neck : Maple(1972)
Pickup : Original (1972)
VolumePot：Original(1972)
TonePot：Original(1972)
Weight : 4.25kg
Case:Original Black Tolex Hard Case
※当店でご購入頂きましたベース本体は、保証期間問わず無料にて点検・調整いたします。
詳しくは、お気軽にお問合せくださいませ。
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