1990年代に生産されていた、J-45のようなルックスでスクエアショルダー・ボディが特徴的なJ-30。
スペックはスプルース材トップ、マホガニー材サイド&バック、マホガニー材ネック、ローズウッド指板&アッパーベリーブリッジ、約43.5mmナット、約645mmスケールとなります。
オープンで非常に良く鳴っており、フラットピッキングでのコードストロークが非常に心地よいギターです。音量も十分で、スクエアショルダー特有の音の広がりとラウンドショルダーには無い煌びやかさがとても良いです。J-30は当時J-45の下位機種的な立ち位置でしたが、特有の個性がきちんとあり、立ち上がりが良くオープンなサウンドで鳴らしたいプレイヤーにはそれ以上の選択肢となるでしょう。
全体的に使用感は多く、トップ全体に塗装クラックがある他、ブリッジ下からボディエンドにかけてブックマッチ部にうっすらと段差ができています。トップ板の指板両脇に縦にクラックがありましたが当店提携工房にて修繕しております。ネックはほぼストレートで弦高は6弦約2.5mm、1弦約1.5mmのセッティング。フレットは8割程残っており、トラスロッドにも余裕がございます。現状、通常使用をして頂くにあたっては安心してご利用いただけるように全体的にオーバーホール済みの個体となります。
鳴りの良いギブソンの個体をお探しの方にお薦めの1本。
トップ:スプルース
サイド&バック:マホガニー
ネック:マホガニー
指板:ローズウッド
ブリッジ:ローズウッド
スケール:約645mm
ナット幅:約43.5mm
ハードケース付属