ワンリング、ワンポイントラージガードの50年代後期型、大本命J-45です。56年頃からアジャスタブルサドルがオプションで選べるようになり、フィックスドタイプがノンスキャロップに移行するにつれて引き締まったタイトドライサウンドに仕上がるのに対して、アジャスタブルサドルは陶器の透明感と金属音が混じり合った唯一無二のサウンドを出力します。当時物の内部の作りは随分とラフなのですが、それでいて憎めない、これでないと出せないテイストがあります。絶妙なサンバーストグラデーションも完全再現は難しく、56、57、58、59と、ほぼ1年毎に見た目の違いも出るのは興味深いです。ネックグリップも同様で58が一番太くなり59で一旦落ち着き60へ向けて今度は薄くなっていきます。これらグラデーション、ネックグリップ共に素晴らしいマッチングの個体で、クセの強さ、この年代を求めたい方を満足させるポテンシャル、納得出来るJ-45です。
コンディションは、ナット交換、リフレット歴があります。サドルは第一期セラミックサドルに限りなく近い近年の上塗り有りの陶器タイプです。サウンドホールのピックガード際にクラック修正があります。大きめのウッドブロックにて裏からしっかりとパッチ修理されています。ネックヒール上部にストラップピン穴の埋めがあります。オリジナルフィニッシュを触った形跡はなく、他に大きなダメージも無し、肝のネックコンディションもビシッと決まっております。見た目、音それぞれに色気が溢れ、コンディションも良好、探して探してやっと見つけた満足いく一本と言ってもらえる、そんなヴィンテージGibsonです。非純正ハードケース付属。
【トラスロッド】：締め/緩め方向に余裕あり
【フレット】：70%～80%程度
【製造年】：1957
【製造国】：アメリカ
【ケース】：ハードケース/非純正
【付属品】：
■商品状態：B+:多少傷はあるが通常使用する用途において問題なし
■シリアル：U2301 31
■重量： kg
■保証：12ヶ月
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