現場を意識した実戦的なクオリティでプロミュージシャンの間で高い評価を得ている「Addictone Custom Guitars」。製材と加工をアメリカで、塗装、組み込みを国内で行い製作。前線で活躍するミュージシャンの求めるものを製作に取り入れ、よりプロ志向な一本を生み出しています。
そんなAddictoneより満をじして発表されたオリジナルシェイプモデル ARENA(アリーナ)はその名の示す通りアリーナクラスの大きなステージで使用される様にとの想いを込めて名付けられたとの事です。
本器のカラーにはGold Metallicを採用。非常にきめ細かいメタリック粒子で塗装されたゴールドカラーは嫌味が全くなく、とても上品で高級感溢れるルックス。
また明るい照明下はもちろんですが暗転のステージの様なスポット下においてもとても美しい輝きを魅せてくれます。Addictoneの渡辺氏ともお話させていただきましたが、まさにアリーナステージの開演前、アーティストが出てくるのは今か今かと興奮している時にスポットで照らされてる使用機材達ってとてもかっこいいですよね(笑)
あの光景が抜群に似合う仕上がりです。
ARENAは、ディンキーシェイプの2ハムPUレイアウトにノンピックガードと一見シンプルな仕様ですが、カッタウェイの裏面が大きくえぐられているのはもちろんのこと、トップ面のRも一部大きくなっていたりと細かなこだわりが感じられます。
ボディトップに配置されるパーツには全てリセス加工(落とし込み)が施されており、表面の凹凸を最小限に留め演奏中の不意の接触を抑制するとともに、ボディ弦高を下げ、手の位置を安定させることに貢献しています。
滑らかなサスティーンと音の重なりが手に取るように分かる「分離感」と、コードチェンジやスライドした時の音の繋がりが気持ちの良いところ。アンプサウンドでは、力強さはありつつも、それより第一に透明感、光沢感、純度の高さのようなものをひしひしと感じられます。また本器に搭載されているBare Knuckle製ピックアップ「The Mule」も、そんな本器の特性をより引き立てています。
そしてコイルタップサーキットも細くなり過ぎず埋もれない「使えるシングルサウンド」として多くのミュージシャンより高い支持を得ている点も見逃せないポイントですね。
サウンドの面でもう一つ着目したい点が、搭載されているAddictoneオリジナルのジョイントプレート「NVネックジョイントプレート」。音色を変えると言うよりは、音に芯とまとまりを持たせてボディとネックの一体感を増すことに焦点を置いています。
そのこだわりは素材の選択からも感じられ、プロミュージシャンとのテストを重ねて「ヴィンテージと同じ帯域、又は、プロミュージシャンが必要とする帯域」を探した結果、ステンレス(オーステナイト系のクロムとニッケルの合金)となっております。50〜60年代に使用されていたジョイントプレートに多かった鉄(ニッケル・クロム系の含まれるスチール)と比重が近く、欲しい帯域を出すにはうってつけの素材であるということが採用された理由でした。
プレイヤーの目線に立った仕上がり、そして多くのプロが「Addictone Custom Guitars」を使用する理由、私たちがおすすめしたい理由を、ぜひご体感ください。
Body : Alder
Neck : Birdseye Maple
Fingerboard : Rosewood
Scale : 25.5"
Frets : Jescar FW55090
Pickup : Bare Knuckle “ The Mule "
Control : 1Vol, 1Tone(Pull for Tap), 3way-toggle SW
Tuners : Gotoh SG360-05-L6 MG-T
Bridge : Gotoh 510TS-FE
Neck Joint : Addictone original NV Neck Joint Plate
Weight : 3.435kg
Case : Gig Bag