エレアコのスタンダードとして世界中で愛用されているブランド ”Ovation” の最高峰モデルとして
1976年に生産を開始した歴史的名器 ”Super Adamas”
発売当時から、その見た目の美しさ、サウンドの良さ、プレイアビリティーの高さで多くの著名ミュージシャンが
愛用していましたが、生産本数が少なく ”Martin D-45” を超える価格設定だった事もあり、当時のギタリストの多くが
「いつかは手に入れたい憧れのギター」として羨望の眼差しを向けていたモデルです。
本器は市場でも高い評価を得ている1994年製、定番カラーの8番(ブルー)を採用したカッタウェイタイプです!
カーボングラファイトトップ、リラコードによるサイド&バック、エポーレットリーフホールと、
同社の定番仕様で構成されていますが、トップの「ファイブロニック・サウンドボード」やバックに散りばめられた
ラメ模様、ヘッドトップとブリッジの彫刻などから、一見して他と違う気品溢れるギターに仕上がっています。
特徴的なVグリップのネックは、指板も含めてウォルナットを採用、太過ぎず細過ぎず、丁度よい握り心地。
プリアンプには、シンプルな3バンドEQのOP-24を採用したモノラル仕様です。
サウンドバランスとプレイアビリティーに優れているのは勿論ですが、一つ一つの音がしっかりと響き、
弾いていても聞いていても心地よい音色を奏でてくれる…最上位機種に恥じないギターです!
使用感はそれ程でもなく目立つ大きな傷もありませんが、オベーションの宿命と言いましょうか…ボディがトップ落ちしています。
トップが軽く変形している為、ネックがハイ起きのような状態ですが、現状音詰まりはなく全ポジションしっかりと鳴り、
弦高も12フレット上で6弦:約2.5mm、1弦:約2.0mmと、標準的な高さなのでプレイコンディションは良好。
ストレスフリーでプレイ出来ます。
フレット残は約7割、現状ネックはストレート、ロッド締め方向硬めですが余裕はあります。
また、オリジナルハードケース欠品の為 "basiner" のキャリングケース ”ACME-AC” が付属します。
30年以上前の筐体なので少々気になる箇所はありますが、弾いて鳴らせば納得の素晴らしいギターです!