「ダーティなフルアコ」をブランドコンセプトに掲げる「KING SNAKE」。
「よりBeatの効いたGroovyなプレイヤーへ。」というコンセプトをもとに設計され、ビートの効いた音楽にベストマッチするサウンドを持った薄胴ボディを持ったフルアコ「Smith」が入荷致しました。
一見するとセミアコと思われるルックスですがこちらはHollow Body構造。
ボディ内部構造はKING SNAKEのブランドデビュー機種Detroit Oneと同様なKING SNAKE独自な構造となっています。
通常このモデルタイプのボディ構造はブレイシングは無くトップ材の裏のセンター部にネック側からエンド部まで板を貼付けてあるだけの状態ですが、
このSMITHはパラレル・ブレイシングを施した通常のフルアコ構造に加え、アンプに通した時のトーン、音量を第一に考えてデザインし、
フルアコースティック構造ながらもサウンドの芯とサスティーンを得る為に、ブリッジの裏側に当たる位置に15mmの分厚いスプルース材の「Detroit One Block」と名付けられた板を施されています。(幅80mm長さ70㎜)
これにより通常のフルアコでは得る事の出来ない独特なサスティーンと良い意味でのコンプ感を伴うサウンドの腰の強さが増し、クランチに歪ませた設定でも十分 に対応することが可能です。
それと併せてサウンド面で一役買っているのが、音の立ち上がりの早さとライブ時音量まで上げた際にキレとうねる感じを出す為に3.5mmと言う薄い厚みで構成されているTOP & Back 。
GibsonのJazzギター「ES-175」等と同じメイプル / スプルース / メイプルの3プライの構成ですが、50年代175は、メイプル(約1mm) / スプルース(約3mm) / メイプル(約1mm)とトータル約5mm厚。
本器はメイプル(1mm) / スプルース(1.5mm) / メイプル(1mm)とトータル3.5mm厚。
同じ材構造ですが厚みが違うため、レスポンスの差は歴然。この薄さとDetroit One Blockと相まって、サウンドに芯を持ち、アタックの強いプレイにおいても十分に対応してくれます。
プレイ、サウンドに於いてに大きな要因となる重量も2.4kg台という軽量化の実現がされているのも魅力的です。
そしてサウンドの要となってくるピックアップにはブランドオリジナルモデル「KING SNAKE SMITH-1」を採用。
ヴィンテージP-90を基本にポジションに合わせてアレンジされており、各ポジションによってワイヤーのターン数やテンション、マグネットを変えることにより、サウンドをコントロール。
フルアコの宿命でもあるハウリングの対策にはワックスにてポッティングされており、「フルアコのワイルドさ」を伝えるKING SNAKEの拘りが感じられます。
サウンド、ルックスどこを取っても「KING SNAKE」らしい仕上がりの一本。
フルアコじゃないと出せない良き汚れた音をお求めの方必見です。
TOP : Plywood Maple
SIDE & BACK : Plywood Maple
BODY WIDTH : 16" (406.4mm)
BODY DEPTH : 1.75” (44.5mm)
BRACING : Parallel Bracing
BINDING : Single Ivoroid (Body & Neck)
PICKGUARD : BK 4P
NECK : Mahogany
FINGERBOARD : Rosewood
RADIUS : 12” (305R)
SCALE : 625mm
NUT WIDTH : Bone/ 1.68” (42.67mm)
BRIDGE : Tune-O-Type
TAILPIECE : Custom Trapeeze-Style
TUNER : Gotoh SD-90
FINISH : Lacquer
PICKUPS : KINGSNAKE SMITH-1 x 2
CONTROL : 2 Vol. & 2 Tone
COLOR : Poison Burst
CASE : Hardshell Case(White & Black Line)
WEIGHT : 2.491kg