音圧を維持しつつパンチのあるアグレッシブなサウンドを得るという矛盾。
タイトさを求めるのであれば低域がサチュレーションしないように低音を抑える必要が有り、多くの場合軽い音色になりがちです。
しかし低域を下手にブーストしてしまえば音の飽和を招いてしまいます。
こういった問題の解決策としてレコーディングエンジニアは長い間マルチバンドディストーションというテクニックを使ってきました。
その理想的なシグナルを1台のペダルで完結させたDarkglassが誇るマルチバンド・ディストーション「Microtubes X7」
そして今、それをも超える拡張性と多様性を持った最強の1台"Microtubes X Ultra"がここに誕生します!
全てにおいて非常に優れ、特徴的なコントロールはローエンドとトレブルそれぞれにコンプレッションとサチュレーションを与える周波数を選択正確にすることを可能にし、なおかつフレキシビリティを拡張する4つの主要な機能を搭載したまま、コンパクトなサイズは、現代的なベーシストの為の非常に完璧なツールです。
新たに追加されたクリーンシグナル・コンプレッサーは専用アプリケーション Darkglas SuiteからONにでき、ディストーションセクションをバイパスした際のクリーンシグナル専用コンプレッサーです。
AUX INPUTにモバイルディバイスを接続すると、再生した音源がヘッドホン端子から出力されるため、楽曲に合わせながらの深夜の練習等にも最適です。
まず入力された信号は、任意で設定が可能なローパスフィルターとハイパスフィルターで2つのシグナルに分岐されます。
ハイパスフィルターを通ったシグナル(中域から高域のみの音)は、その他の Microtubes ペダル達と同じように CMOS 回路によって歪みが加えられます。
ローパスフィルターを通ったシグナル(低域のみの音)は、クリーンのままですが任意でコントロールできる コンプレッサーを通ります。
リッチな倍音を持つ歪んだ高域側の音とコンプレッションされたクリーンな低域をミックスすることで、図太い低域を維持しつつアグレッシブなディストーションサウンドを生み出すことが出来ます。
たとえ弦のコンディションが悪かったり、楽器自体の音色が軽かったりブーミーだったとしても Microtubes X Ultraによって強力な音色のコントロールが可能となります。
当機には新たに6バンドグラフィック・イコライザーを搭載し絶大な音色のコントロールを可能とします。
新機能
・6バンド アクティブグラフィックEQ 搭載
・デジタルキャビネットエミュレーター搭載
・クリーンシグナル・コンプレッサーモード搭載
・ 3.5mm ヘッドフォンアウトを搭載
・AUXインプットを搭載
・Darkglass Suite対応
・High-pass frequency
歪ませる高域の周波数の範囲(カットオフ周波数)を設定します。100Hz(ファズの様なサチュレーションサウンド)から 1kHz(シャープなサウンド)まで任意で設定が可能。
High Drive:ハイパスフィルターを通ったシグナルの歪みの量をコントロール。
High Level:ハイパスフィルターを通ったシグナルの音量をコントロール。
・Low-pass frequency
歪んだ高域のサウンドにミックスするクリーンの低域の周波数の範囲(カットオフ周波数)を設定します。50Hz(サブベースのみ)から 500Hz まで任意で設定が可能。
Low Comp:ローパスフィルターを通ったシグナルに対するコンプレッションの量をコントロール。
Low Level:ローパスフィルターを通ったシグナルの音量をコントロール。
Master:全体のヴォリュームコントロール。
Low shelf:+-12dB @ 80 Hz
+-12dB @ 250 Hz
+-12dB @ 500 Hz
+-12dB @ 1.5 kHz
+-12dB @ 3 kHz
High shelf:+-12dB @ 5 kHz
Direct Output:XLR 端子のバランスド出力。
DIMENSIONS:96 x 125 x 57 mm