日本一のネック職人と名高い信州の名工"百瀬 恭夫"氏が監修し、長野県松本市にある飛鳥工場で選りすぐりの少数精鋭部隊によって製作されるmomoseギター/ベース。ビンテージギターの持つ基本構造や理念を継承しつつ、サウンドの向上に影響する要素は積極的に取り入れ、更に現在のプレイスタイルに応じたアレンジが加えられた温故知新ブランドです。
今回、ご紹介する当社75周年を記念し製作された完全限定モデル。
飛鳥工場の精鋭ビルダーとタッグを組み、ディスカッションを重ね、厳選したマテリアルと拘りのカラーリングで製作した1本です。
momoseの魅力を知り尽くしている当店担当者だからこそ、一切の妥協無くオーダーを進行いたしました。
当初の予定より完成に時間を要しましたが結果、どれも素晴らしい仕上がりとなりました。当社創業75周年を彩るに相応しいクォリティーとなっております。
アルダーボディ、ローズ指板の60's JMスタイルを踏襲したド真ん中JMスタイルを基に製作された本機。
数十枚の中から厳選したバールメイプルトップはマットチェリーサンバーストが映える物をチョイスしました。
サウンドも元々、国産ギターが持つバランスの良さと日本の音楽シーンがJMに求めるシャープさやキレには定評のあったmomoseですが、それを更にブラッシュアップさせ、より造詣の深いサウンドになっております。貼り合わせとなった事とマット塗装による倍音成分が豊かになったことが想像できますね。サウンドの掘り下げにもしっかり応えてくれる良い個体です。
当初、マットチェリーサンバーストはカラー候補に入っておりませんでしたが「この木材にはこのカラーリングが映える」という飛鳥工場の塗装職人の経験からくる提案があり採用することにしました。
しっかりタッグを組んだからこそ実現したモデルですね。この提案をもらえた時は本当に嬉しかったです。
オルタナ、シューゲイズ系より圧倒的な支持を得ているスタイルですが、このルックスのおかげでより幅広い、そして今までJMスタイルを敬遠していた方の視界に入るモデルとなったと思います。
ステージ映えはもちろんですが、自宅で置かれているだけでも格段のオーラを放つと思います。
momose発足当時より積み重ねた実績と卓越した知識を持つ担当者が実現させた各色3本ずつの超プレミアムモデルとなっております。
京都エリアトップクラスのmomoseギター/ベースの販売店舗であるワタナベ楽器店 京都本店だからこそ出来た珠玉のアニバーサリーモデルを是非お試しください。
Specification
●Body Top : Burl Maple
●Body : Alder
●Neck : Maple
●Fingerboard : Madagascar Rosewood
●Nut : Oiled Bone
●Bridge : JM Type Bridge + Floating Tremolo
●Machineheads : GOTOH/SD91-05M
●Fret : Jescar/9662NS
●Pickups : HOTROD 60'S JM
●Controls : 1Vol,1Tone,Pre-Set Tone Circuit,3Way Switch
●Scale : 25.5inch
●Width at Nut : 42mm
●Fingerboard Radius : 210R
●Strings : Elixir/NANOWEB Light(.010-.046)
●Accessories : プロテクトケース、保証書、レンチ
●Weight : 3.590Kg