ブライス・ニコル氏がアメリカで立ち上げたペダル・ブランド"Paperboy Pedals"。
知らない方が大半と思いますが、世界的には大注目のビルダーで、その経歴も一目置くものがあります。
厳選されたパーツをふんだんに使用し組み込まれ、その配線もPtoPの空中配線で非常に美しく仕上げられ、
ロスの無いピュアなサウンドを届けてくれます。もちろん、ニコル氏が1台1台全て製作しています。
本入荷モデルはStank Face FuzzのGermanium(ゲルマニウム)モデル。
そこまで高いゲインでは無く、コントロールによる多彩な表現が可能となっている優秀ゲルマファズに仕上がっております。
とは言え"ありがち優等生"では無く、しっかりピーキーな部分があり、ファズに期待する音楽的なポイントを
しっかり押さえているのも流石と言ったところ。絶妙な遊び感を分かっているのが深く理解できます。
ボリュームの追従性も当然備わっており、ボリューム10での本能直結のファズトーン(当然、FUZZノブはマックス)はもちろんですが、
ボリューム8~9のニュアンスへの追従性、それ以下に下げた時の鈴鳴り感もバツグンです。
また、筐体デザインもワンオフです。
今回入荷はサイケライクなダークカラー。巾着袋が付属します。
~Profile~
2013年電子工学の準学士号を取得してスクールを卒業し、その後Ampeg、Fender、Marshall、Vox等の保証修理センターで技術者として従事。その後、元フェンダー・カスタムショップのマスタービルダーでギター製作家のフレッド・スチュアートに師事し、エレキギターやピックアップの構造について学ぶ。パーツ同士を直接結線し美しく立体的に組み上げる回路は見た目だけではなく音質にも大きく貢献している。