Microtubes B7k と同じくDarkglass のスタンダードとして長年ラインナップされている、
Vintage Deluxe がアップデート。
スイッチが増設されロー・ミッドとハイ・ミッドのEQ ポイントが選択可能となりました。
サウンドクオリティと基本性能はそのままに、操作性がアップ。
Vintage と言う名前からよく、ヴィンテージ風のおとなしい歪みと思われがちなのですが、
実際はDarkglass らしいサウンドの歪みです。
B7K に比べると歪む帯域が広く、よりミッドの帯域まで歪みますので、
ミッドに粘りが欲しいプレーヤーにはこちらがお勧めです。
B7K と同じくフィンガー、スラップ、ピックなどどのような奏法でも、
ミックス内で存在感を失わないベース用ディストーションです。
《各コントロール》
【Level】
オーバードライブシグナルのボリュームを設定します。
【Drive】
オーバードライブシグナルのサチュレーションの量を設定します。
【Blend】
クリーンシグナルとオーバードライブシグナルのミックスバランスをコントロールします。オーバードライブシグナルのボリュームをコントロールする Level ノブの設定に関わらず、クリーンシグナルはユニティ・ゲインとなっており、ミックスするバランスの微調整を Blend ノブで行います。
【Grunt Switch】
クリッピングステージ前の低域のブーストレベルを3モードから選択し低域の強さを設定します。
【Attack Switch】
サチュレートさせた時の高域の量を設定します。”Boost” セッティングではプレゼンスを強調し、よりクリアなサウンドになります。”Flat” ポジションは音色に影響を及ぼしません。”Cut” ポジションでは高域の量を減少させ、暖かみのあるサウンドになります。この新たな追加オプションは、信号のトレブルパートのキープに有効で、新しい弦で演奏するときやツィーターを搭載したキャビネットで演奏する際に特に効果を発揮します。
・Low
100Hz を中心周波数として ±12dB までブースト/カットします。
・Low Mids
500Hz を中心周波数として ±12dB までブースト/カットします。
・Low Mids Switch
Low Mids の中心周波数を 500Hz から1kHz に変更します。
・Hi Mids
3kHz を中心周波数として ±12dB までブースト/カットします。
・Hi Mids Switch
Hi Mids の中心周波数を 3kHz から 1.5kHz に変更します。
・Treble
5kHz を中心周波数として ±12dB までブースト/カットします。
・Parallel Output
インプットシグナルをスルーアウトします。並列接続で使用するときに有効です。
・Direct Output
1/4“ バランスドアウトプットで、PA やスタジオミキシングコンソールと接続する際に有効です。