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デカールロゴともはやヴィンテージとなった80年代のD-28。40年間の歴史を感じる風格の王道ギター。
アコギ弾きが憧れる王道のD-28。その1981年製を入荷致しました。
こちらの個体は、元所有者の方と様々な歴史を歩んできたなというのを感じられる一本です。
もともとの所有者の方はその他にも何本かギターを所有されている方で、
今回別のギターをご購入頂く際の下取り品として出されたギターです。
低音が太めになる個体のD-28で、渋いサウンドがたまりません。
トップのヤケ具合や、サイドとバックの塗装のヒケのような部分も、
このギターが歩んできた歴史と言えるでしょう。
角が丸くなっているヘッド、少し暗めのデカールロゴ、グローバーのペグ、
エイジングトナーのように焼けたトップ板のルックスが渋くて素晴らしいです。
ネックはSQロッドにVネック寄りになっています。
ネックの状態は当店に後にヒーター修正をかけており、許容の範囲内ですがやや元浮きです。
サドルは残り1㎜程で、弦高が12フレット上で6弦側2.8㎜ 1弦側2.0㎜です。
音は低音が太めに鳴っており、40年の歴史を感じる古き良き時代のD-28の音です。
泥臭い感じと言いますか、今のMartinは時代に合わせて音もやや軽めで
ストレートに音が出る感じに作られているので、
こちらのD-28は経年変化もしっかりしていて良い音が鳴ります。
ピックガードも不思議なものです。黒ピックガードの時は、
べっ甲ピックガードが良い!という要望があんなに多かったのに、
今となっては黒ピックガードの方が渋くて良かったのではないかとすら思います。
指板のつやつやで真っ黒なエボニーがたまりません。
今や貴重になってしまったブラックエボニー。
ストライプエボニーは成分自体は変わらないから音は変わらないといいますが、
そもそも乾きやすい。半年に一回はオレンジオイルを塗らないと乾きます。
その点、このつやっつやの黒エボニーはそう簡単に乾く事はないので、手入れがしやすい。
何よりこの黒はこれから年月を重ねるごとに貴重になっていきます。
年々、ギターの値段が高騰していく中、こちらの値段で80年代を買えるのもなくなってくかもしれません。
この機会にぜひルックス最高なD-28 '81年製を手に入れてください。
~モデル説明~
1833年創立という現存するギターメーカーの中でも最も古い歴史を持つMartin社の製
品は後の世のあらゆるメーカーのお手本となっている。
中でも「Style 28」はあらゆる楽器メーカー・製作家が追い求める理想の音を奏でる
楽器で、全てのアコースティックギターの礎と言っても過言ではない。
「Style 28」の歴史もまた古く、1902年には当時最大のボディサイズであった000サイズで登場。
トップ材にスプルーストップ、サイド&バックにブラジリアンローズウッド、
指板にエボニー材を用いたこの「000-28」は開発初年度の1902年に1本のみ生産されている。
後の世まで続く「Style28」の基本仕様はこの頃すでに完成していた訳だ。
楽器メーカーとしての地位を獲得していったMartin社は1916年、大きな転機を迎えることになる。
今ではアコースティックギターの定番サイズとして誰もが知る
ボディ形状であるDサイズ(=ドレッドノートサイズ)の開発だ。
1916年、Martin社がOEM生産していた楽器販売会社オリバー・ディッドソン社の
ハリー・ハント氏がD(=ドレッドノート)サイズの原型となるギターを提案。
このギターはそれまでのギターの常識を大きく打ち破るそのボディサイズの大きさから、
当時世界最強最大のイギリス戦艦「ドレッドノート号のように大きい」と例えられたことに由来し命名される。
当時開発されたDサイズのギターは12フレットジョイントのギターで
ボディサイズに伴う大音量で市民権を得ていく。
1929年、次の時代の定番となるさらなる革新が生み出される。
プロバンジョー奏者ベリー・ベクテルがより広い音域で演奏が可能な、ネックとボ
ディが14フレットで接合されたモデルを提案したのだ。
Martin社はStyle28でサンプルギターを完成させプロ演奏者の心を掴んでいく。
1931年には自社ブランドでD-1、D-2の製造を開始。このD-2が「D-28」の原型とな
り、その後正式に製造が開始される。
アコースティック史上、最も愛され続ける王道機種、「D-28」の誕生である。
「D-28」の開発も手伝い、確かな成功を掴んだMartin社は1930年代には黄金期を迎え
ることになる。
後の世でゴールデンエラ期と呼ばれる1930年代に生み出された「D-28」は未来永劫破
られることのない最高傑作である。