スペインの自治州カタルーニャ州。州都はバルセロナ。スペイン北東部の地中海岸にあるカタルーニャで作られるこちらのエフェクターはギタリストとしても活動しているというRoman Gilさんという方がこだわりのパーツを使って少量生産しています。ご本人は1960年代のマーシャルサウンドを求めてこのペダルを誕生させたとの事です。2023年にもなるといわゆるそれ系のエフェクターは多くなってきましたが、そんな中でもこのエフェクターはズバ抜けて良い雰囲気です。いわゆるマーシャルのプレキシサウンドと言っても最近の若い方にはピンとこないかもしれません。真空管アンプが壊れるんじゃないかと思うくらいのギリギリの音量と音圧で聴けるあのヒリヒリ感。心に突き刺さるあの図太く尖ったロックサウンドがこの1台に詰まっています。余談ですが、私個人的にはギタリストのマイケルランドゥーが大好きなのですが、ランドゥーの若かりし頃のサウンドを出すのに便利です。お勧めです。
このペダルはコントロールがシンプルなので使い方も迷いません。すぐに極上のヒリヒリしたサウンドが出せます。
Loudness1のつまみは内部構造上動かすと「ゴソゴソ」と音がしますが異常ではありませんのでご了承ください。
今回久しぶりに私、こちらを取り扱うことにしました。10年位前にも取り扱っていましたが、その頃と音の良さは変わっていません。生産性が上がっていないようなので適当なパーツを使ってもいないようで安心しました。
今回のシリアルナンバー#212でメーカー在庫は最後です。次回入荷は確認中ですが、気になった方はお早めに！
