Zoarは過去の歪みに敬意を払いつつ現役ミュージシャンでもあるEQD創設者、ジェイミースティルマンが開発したオールディスクリート・ミディアム/ハイゲインディストーションです。
コンプレッション感のある、鋭いディストーションからローゲインのファジーなサウンドまで作り出せますが、どこか今までにないグランジらしさが残ります。 昔ながらの歪みを感じられ、馴染みのある感覚と新しくユニークな歪みを体験できます。
このエフェクターの特徴はパワフルな3バンドパッシブEQ。 全てのEQを同じ方向に設定しても、Zoarは全く違うレスポンスをします。 例えば、全てのEQノブを9時、12時、3時に設定した時、入力信号に対するレスポンスは変わってきます。 結果、フレキシブルな音作りが可能になります。
そして最大のポイントは“weight”ノブ。 入力信号の最前段に位置するこのコントロールは回路を通過する信号の低音部の量を設定します。 ノブを上げると低音部が持ち上がり、その分“ファズらしさ”が増幅していきます。 パッシブEQと合わせて活用すればローゲインブーストからオーバードライブ、ファズらしい図太い歪みやHi-Fi感覚のディストーションまで作り出せます。
Zoarは18VDCまで対応しています。 18Vで使用することでヘッドルームが上がりレスポンスが早くなり、さらにパンチが生まれて粒立ちが良くなります。
●ラウドディストーション、ハイゲイン、タイトな歪みからファズ感のある歪み、タッチセンシティブ
●細かに音作りのできる３バンドEQ
●各ノブの設定が相互作用するトランジスタ使用のディストーション
●現代の音楽シーンに対応可能なパッシブ３バンドEQ
●Level、Weight、Gain、Bass、Middle、Trebleを使った細かなカスタマイズ可能な音色
●Weightは入力された信号の低音部の量の調整
●ギターとベースどちらでも最高のポテンシャルを発揮
●幅広い音色の音作りが可能
●信号回路は全てアナログ
●Flexi-Switch搭載でトゥルーバイパス
■TIPS
●Weight“は入力信号の際前段に位置し、上げると全体の低音が持ち上がりファズにも近いサウンドになりますタイトな歪みが欲しい時はWeightを下げてみてください
●パッシブ3バンドEQは相互に作用するので全て12時に設定してから調整すると分かり易いです
●EQの調整範囲
Treble：1 kHz ~ 10 kHzの高音域を+/- 15dBの範囲で調整可
Middle：500 Hz ~ 3 kHzの中音域を+/- 10dBの範囲で調整可
Bass：0 ~ 800 Hzの低音域を+/- 15dBの範囲で調整可
■SPEC
消費電流：10 mA
入力インピーダンス：1 MOhm
出力インピーダンス：＜10 kOhm
寸法：12.065cm x6.35cm x 6.35cm
9-18Vの外部電源のみで駆動
※画像はサンプルです。
