国内有数の楽器工房、寺田楽器が製作するアーチトップブランド「Rozeo」。
2013年からスタートした同ブランド。Ovallの関口シンゴ氏や、シンガーソングライター/ギタリストでありソロギターにも定評のあるエバラ健太氏など、先進性のあるサウンドやプレイスタイルのギタリストにも支持されています。
Ladybug-CB CM HB/SS - Vintage Amber #RZ0661
本モデルはギタリストの関口シンゴ氏が所有するLadybugのセミアコモデルとほぼ同仕様で製作されるということで大きな反響となっているLadybug-CB CM HB/SS。
カーリーメイプルのボディにセンターブロックを有するセミアコ構造。チェンバード加工が施されたセンターブロックはマホガニーにメイプルを組み合わせたRozeoならではの特徴的なコンストラクション。ストップテールピースにTune-o-maticブリッジを採用していることでソリッドギターにも通じる力強さと、ホロウ構造ならではの甘くふくよかなニュアンスが持ち味です。
Rozeo Ladybugの基本的なボディサイズは約14インチ/636mmスケール。コンパクトなボディは長時間のプレイにもストレスが少なく、加えて各フレットでのピッチの良さが際立ちます。Rozeoを立ち上げ監修、製作したルシアーの樋口 恭大氏いわく小粋なブルースマンがさりげなくつま弾くイメージで設計しましたが、完成してみると案外ソロギターやジャズ系フレーズも似合いそうな楽器に仕上がったとのこと。軽い歪みを加えることでより幅広いサウンドに対応。ジャンルレスな珍しいアーチトップと言えます。
ヴィンテージアンバーの美しいフィニッシュに、コントロールノブやトグルノブ、さらには縞黒檀の無垢材から製作されるピックガードなど、”Shingo Sekiguchi Model”の名に相応しいスペシャルな仕様となっています。
トラッドなジャズやブルースを好まれる方はもちろんのこと、モダンでアーシーなスムースジャズ、グルーヴィーなヒップホップのバンド、テクニカルなゴスペルやネオソウル、コンテンポラリーなジャズを好まれる方など、前衛的な音楽表現を求めるプレイヤーにもおすすめしたい1本です。小振りで軽量なボディは、長時間演奏時のストレスフリーはもちろんのことですが、伝統的なアーチトップとは違うイマジネーションもプレイヤーに与えてくれることでしょう。
Body : 13.85" Single-Cutaway
Body Depth : 44mm
Top : 5-Ply Curly H.Maple
Back : 5-Ply Curly H.Maple
Side : 3-Ply Curly H.Maple
Neck : Mahogany
Fingerboard : Rosewood
Nut Width : 43mm
Scale : 636mm
Pickup : Original HB
Hardware : Nickel
Color : Vintage Amber
Weight : 3.137kg
Case : Gig Bag