空間を再考する、OBNEのリバーブデバイス
BL-37はOld Blood Noise Endeavorsならではの、空間への認識に疑問符を打つようなデバイス。
目を閉じれば、そこはどこか知らない空間。BL-37の響きに耳を澄ませて、ここではないどこかに行きましょう。
リバーブテイルの二か所をモジュレートした、優艶に揺らめくリバーブサウンドが特徴です。モジュレーションの速度や存在感、リバーブの長さや質感など、様々な要素が絡み合うリバーブサウンドを2つのコントロールで直感的に操りましょう。
Clockコントロールは魔法の鍵。シグナルの解像度を左右するサンプルレートやリバーブのタイミング、リバーブにかかるモジュレーションの速さ、それらすべてがスライダーを動かすことで変化します。
このスライダーを動かして、並行世界を渡り歩きましょう。
Clockを高く設定すれば、そこはタイル張りの浴室で、はじけるような短いリバーブが響きます。下げていけば風景はゆがみ、気づけばそこは現実世界には存在しない空間。引き延ばされて解像度が下がった残響が深淵を満たし、こちらを覗きます。