マーチンD-45と共にキング・オブ・フラットトップの称号を与えられ、ギブソン・アコースティック・ギターのトップ・モデルとして君臨し続けるJ-200。1937年に当時の人気カウボーイ・スター、レイ・ウィットリーの為に作られたこのジャンボ・ボディーは、その華やかな装飾と、圧倒的なボディー・サイズで存在感を誇示します。その後もエルビス・プレスリーやブルース・スプリングスティーン、忌野清志郎などなど、多くの大物ミュージシャンに愛され、いつの時代もギブソンを象徴する憧れのギターとしてその存在感を遺憾なく発揮してきました！今回入荷は2018年製のSJ-200スタンダード。社外品のPGを用い、ダブル・ガード仕様にカスタマイズされているため、格安の1本です！
シトカ・スプルースTOP、フレイム・メイプルSIDE＆BACK、メイプル/ローズウッド3ピースNECK、ローズウッド指板＆ブリッジ、実測43.9ｍｍナット、25.5インチ・スケールの17インチ・スーパー・ジャンボ・ボディー。フラワー・モチーフのダブル・ガードに交換され、ぱっと見ボブディランのシグネイチャー・モデルのような雰囲気を持つ1本です！
サウンドはジャンボ・ボディーらしいダイナミックでパワフルなメイプル・サウンド！バウンと弾むようなローにコンプ感のあるミドル、メイプルならではのコリッとした煌びやかさを持ったハイなどが混然一体となり、このモデル、このサイズ感ならではの迫力あるサウンドをお楽しみ頂けます。フラットピックで掻き鳴らせば、ドワンドワンと腹に響く低音に芯の太い中域、エッジ感の強いキラキラとした高音が混然一体となり、パワフルで存在感抜群のサウンドを響かせますし、フィンガーで爪弾いてもメイプルらしいコリッと粒立ちの良い出音にスキャロップ・ブレーシングならではの伸びのあるサスティーンが加わり、艶やかで瑞々しいサウンドを奏でます！プラグイン時にはAnthem PUのエレメント+Lyricマイクの多彩なエレアコ・サウンドをお楽しみ頂けます！
楽器のコンディションは上記の通り、オリジナルのPGが外され、社外品のダブル・ガード仕様になっています。近くで見るとPGのフラワー・モチーフは印刷なのでちょっと残念な感じはありますが、、遠目にはかなり良い雰囲気かと思います。ボディー・トップにはコツコツと小さな打痕が散見出来、6弦側の肩部、PG周辺に塗装の劣化が見られます。SIDE&BACKに掛けてはちょっとした擦り傷程度は見つかりますが、トップに比べればかなり綺麗な状態を維持しています。3ピース・ネックのメイプルとローズウッドの境目は、木の収縮率の違いで、手で撫でると僅かな段差を感じますが、こればかりはこのネック構造故、致し方ない部分かと思います。打痕などのキズは無く、演奏性はスムーズです。
ネック・コンディションも良好で綺麗にストレート、現状での弦高は12フレット上で6弦側2.6ｍｍ、1弦側2.0ｍｍ程度とベストなセッティングになっています。サドルにもまだ充分な余裕がありますので、更なる弦高の微調整も可能です。フレットの減りも無く、ほぼ10割の高さが残っています。
社外品のダブル・ガードという事でお安めでのご提供ですが、、なかなかインパクト大なルックスですので、ダブル・ガード好きの方やより個性的なJ-200をお探しの方にオススメの1本です！
オリジナル・ハード・ケース付き
