Headway [HCD-500R]の中古品が入荷いたしました。
長野県の株式会社ディバイザーが有するHeadway、名工 百瀬恭夫氏が中心となって立ち上げられ「一生涯を掛けて弾き続けて頂けるギターを作る」という理念の元、一本一本細部にまでこだわって製作されたギターが評判です。
本器は2000年代より製造が開始されたモデルで、ヘリングボーンによる縁取りが戦前の Martin D-28 を意識していることやヘッドの美麗なインレイが特徴的な一本です。
ドレッドノートサイズのボディはトップにイングルマンスプルース単板、サイドとバックには単板のインディアンローズウッド材を採用しているなど、オール単板仕様で強いこだわりが感じられます。
ネックにはマホガニー材、指板にはローズウッド材、ブリッジはエボニー材を採用しております。
ナットやサドルは牛骨が採用されており、丁寧に作り込まれております。
ドレッドノートサイズのボディにボディの縁やサウンドホール周りにはヘリングボーンによる装飾が施されているなど、戦前の Martin D-28 を意識していることが窺えますが、高級感漂うヘッドのインレイや指板にローズウッド材を採用するなど独自性も保持しております。
[主な外傷]
・ブレーシング剥がれの修理歴がございます。
・ボディトップの左側のくびれのあたりに塗装割れがございます。(木部には達していません)
その他はペグの金属くすみや光に当てると細かな擦り傷が見られますが、致命的な外傷や故障はございません。
修理歴や塗装割れございますが、演奏には影響がなくまだまだ長くお使いいただける個体でございます。
ネックは現在まっすぐな状態で、トラスロッドにもまだ締め付ける余裕があり効き目もございます。
フレットは全体的に残り約8割程度の高さで、部分的な凹みもなく光沢があります。
現在の12フレット上の弦高は6弦約2.5 mm,1弦約1.8 mm程度と標準的で弾きやすい高さを保っております。
特に気になるようなビビリや音詰まりも感じられず、演奏におけるコンディションも良好です。
オール単板によるものか、倍音豊かで深い低音域が好印象な一本。
弾き語りやソロギターなどのインストゥルメンタルでも持ち味を活かせるジャンルレスなサウンドです。
純正のハードケースが付属いたします。
比較的お手頃な価格とスペックが両立されたこちらのギター、中古市場ではなかなか見られない希少な一本です。
気になる方はこの機会をお見逃しなく。
